雑味館抄 <あいさつ> 2005. 2. 11
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。
多摩川の護岸工事
今日は建国記念の日。第2次世界大戦の終了から60年が経ち、この国も人間でいえば還暦に相当しいろいろ取りざたされている。
人間も60年も生きていれば動脈硬化やいろいろな病気も発症するだろう。
国だってハードウェア、ソフトウェアともメンテナンスしないと病気になりかねない。
昨年から今年3月末まで、近くの多摩川ー中流域ーの護岸工事が行われている。河原に数十台のブルドーザーやショベルカーが唸り声を上げて動き回っている。
府中と多摩ニュータウンを結ぶ関戸橋から、京王線の電車からよく見えるように大きな看板が立てられていた。
「後世に残す豊かな多摩川」
工事についての説明板には危険な場所の護岸工事を順次を実施していることが記されている。昨年多発した洪水で堤防が決壊した災害の影響だろうか、それとも以前から危険箇所を予知して工事しているのだろうか。
いずれにしてもメンテナンスの一種だろうが後手に回るよりいいことだろう。
官業は景気がいいのかもしれないが、民業は私のまわりでも芳しくないようである。
近くにあったディスカウント・ショップが廃業した。ブランド品、カー用品、ホームセンターなどなくなってしまった。 数年前に倉庫のような建物から小綺麗な建物に衣替えしたばかりである。5階建ての駐車場も新設された。
設備投資が負担になったのだろうか、客層が変わり、思ったほど伸びなかったのだろうか。カー用品を扱っていた建物はゲームセンターに変わるようだ。
そこから少しはなれた街道沿いにあったハンバーガー・ショップがゲームソフトの店に変わっていた。
つい最近、馴染みの自動車修理工場の廃業案内のハガキを受け取った。
同じ三次産業でもサバイバルは厳しいようである。
技術を必要とする商売がやりにくくなったのであろうか。
10年後はP館、ゲーム屋ばかりになっているのかもしれない。
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