雑味館抄 <あいさつ> 2005. 4. 21
私のホームページ(ぞうみかん)は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
2005年1月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。
ボケとお地蔵
近くのIさん宅ではお花の手入れがすばらしくパンジー、チューリップ、桃などが見事に咲き誇っている。我が家でも猫の額ほどの庭に時期が巡り来れば主は手入れが苦手であってもボケ、ハナカイドウ、チューリップなどの花が咲いている。
14日の夕方、ウオーキングに出かけるとき、Hさんに会った。小さな紙の箱を大事そうに抱えているので尋ねると「飼ってる猫が餌を食べなくなって痩せてきたのであそこの動物病院に連れて行く」という。かすかに猫の不安気な鳴き声が聞こえる。Hさんが飼っている猫の名前を私がいうとそうだという。かなりの歳だろうと思う。もう10年くらいなるだろうか家内が元気な頃、毎朝同じ時間にその猫が我が家を訪ねてくるのでキャットフードを買って与えていた。私もしばらく引き継いでやっていたが食べてしまうと名前を読んでも振り向きもせず飛んで行ってたのでやめてしまった。その後しばらく近くの家のまわりや畑を飛び回る姿を見てこの猫も相当な歳だろうがよく跳ね回るなんて思っていた。
そんな元気だった猫の姿を最近見かけなくなったが、猫のことまで気が回らなくなっていた。
その動物病院は我が家で飼っていたハムスターもお世話になった。診療費の話になりHさんも「この間、歯槽膿漏で抜いたとき結構かかった」という。動物だって長い年月経てば病気にもかかるし歳もとる。私は昔の飼い猫、飼い犬は自分の余命が短いことを知って姿を消すと聞いていたが・・・最近は飼い主に最後まで面倒を見てもらうようである。
よく耳にする保険のテレビコマーシャルで「ペットの怪我も安心」と言ってる。ウオーキングの途中でペット犬の散歩に会わないことはない。ペットの健康保険、生命保険、介護保険なんて出来るかもと思いつつ、飼っている以上仕方ないねと言ってHさんと別れた。
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(加山又造と百花の絵)
ウオーク・神社巡り(式内社 Ⅱ)
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