雑味館抄 ＜あいさつ＞ 2005. 5. 11
私のホームページ（ぞうみかん）は定年後「毎日が日曜日」の生活の中での自分の思いを記し、いわば定年後の自分史にしたいと思っている。
２００５年１月大部分を占めた「母の介護」を卒業した。いままで息抜きでやっていた「美術鑑賞」、「映画鑑賞」、「ウオーキング」、「たび」などを自分の仕事として精神生命を鍛えて生きたい。その中で感じたことを「藝」、「楽」、「生」などのテーマ別に記すつもりです。
ウオーキングの途中で・・・
猫が顔を手入れをすると雨が降ると聞いたことがある。ウオーキング中に出会ったこの猫はやっていなかった。しばらく天気が続きそうである。
事実薫風さわやかな日々が続いている。しかしときどき曇り空で寒いと思うこともある。最近は天気予報がかなりよく的中する。 雨の予報のときなぞ、外れてくれと思うことがある。的中することが多いのも情報を入手しすばやく予報できるシステムが出来たからであろう。
現在は２，３日先の予報は確度高いらしいが、気象庁では一週間先の確度を高めるらしい。ありがたいようなハズレを期待するときもあるのに。
先日何気なくテレビを見ていると、世界の街角を紹介していた。そのときはリスボンだった。市内電車の軌道の上に車を止めている人がいた。警笛を鳴らすがなかなか現れない。そのうちその現れた女性は謝るでもなく車を出した。乗客もブーイングしているがそれほどカッカしている様子はない。
次にナレーションはある店に入った。そこのご主人は本を修理して２０年という。一枚一枚丁寧にはがし又製本していく。
市内には何人か同業者がいるそうだ。私はこれで食べていけるのかなと思った。ほんとのところはわからないが、なんとも心が癒される思いをした。
私もスローなマインドを持ち、そして消費ばかりの生活から転換しようとおもうが・・・。
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