山頂下・
5
号路
いつもながら、下りをどこにしようか考えるがまとまらない。 底沢峠まで行って相模湖に下るか。ちょっと体力的に自信がない。 小仏城山か、小仏峠まで行こう。それでは高尾山頂まで短時間で行かれるコースを。 地図では6号路、稲荷山は90分、表参道は110分となっている。 高尾病院の中を通り2号路、3号路を通ろう。 3号路までの登りはかなり急坂だ、途中で汗びっしょりとなった。 最近は物忘れが多い。リュックにタオルが入っていない。表参道へ出て売店へ寄ってみよう。 茶屋にタオルなんて置いていない。 |
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高尾
山頂
なるべく省エネ歩行を。平坦な表参道を歩くことにする。 薬王院から本坊脇の道に入る。本坊の猫が「ミャオ」と声をかけてくる。 ちょっと相手をする。 この道は1号路自然研究路と呼ばれているようだ、舗装なしのでこぼこ道だ。 3号路と合流し、山頂下の周回道である5号路に出た。 木々の間からいくぶん黄色くなった葉が見える。 山頂はモミジは前回より赤みを増していた。 山頂のお蕎麦屋さんにタオルが置いてあった。有難いことです。 |
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もみじ台あたり
山頂の人ごみを避けてもみじ台へ向かう。もみじ台にもかなりの人が紅葉を楽しんでいる。 もう少し先で昼食としょう。道から外れた坂に木の根っこがいくつか並んでいる。 そのひとつに腰を下ろす、 12時50分。 山なみには雲がかかっている、右の端に見える山は富士だろうか。 雲がゆっくりと右から左へ動いている。 目の前の林は杉ではない檜だろうか、木が広く切り倒されて根っこがいくつも見える。 |
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もみじ台を下ったあたり
ふたたび下り坂、いつも思うが階段は楽かというとそうでもない。 歩幅と階段の幅が合わないと歩きづらい、一段が高すぎると疲れる。 段々の横は植物の復元中ということでて立入禁止となっている。 ほぼ前方の木々の梢が見えるほどの下り坂だが、その木々の紅葉が美しい。 傍らの薄の向こうの紅葉が鮮やかだ。 もうこのあたり奥高尾は身頃といえるだろう。 そういえば、紅葉狩りらしいウオーカーもかなり多い。 |
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もみじ台と一丁平の間
もみじ台から下りきったあたりは高尾山頂付近より木々の赤みが多いようだ。 右手(北の方)の雑木林は赤いカーテンを引いたようだ。 やがて一丁平へ長い登りに差し掛かる。シラカバの幹の白さが目立つ。 立ち止まってはシャッターを押す。 左手の森はヒノキ林だろう、濃い緑が続く。 大平林道への道、大垂水峠への道は伐採作業のためいずれも通れなくなっている。 |
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一丁平あたり
標高およそ520mあたりまで下った”関東ふれあいの道は”600mくらいの一丁平へ。 あたりの紅葉も増してくる。 一丁平の休息所では数人のグループが座ってモミジを楽しんでいる。 城山まであと15分くらいだろう。 右のまき道通らず急な登り坂を、右に左に歩を進める。 茶屋ののぼりが見えてきた。13時40分。 |
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小仏城山・
山頂
山頂にはあわせて10数人が、相模湖や、八王子の方を眺めている。 私と前後して登ってきた若い男性が山頂の紅葉を被写体に盛んにシャッターを押す。 黄色、赤いモミジが陽の光で鮮やかに輝いている。近くでは茶屋の飼い猫が日向ぼっこ、何事もない平和そのものである。 私は最後の登りで汗をかいてしまった。 茶屋で求めた泡般若で喉を潤す、テンホウ、テンホウ。 15分ほど休憩して日影沢林道へ向かう。 |
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日影沢
この林道は今年2月ごろの健歩クラブで下ったことがあった。 山頂付近は舗装されている。 日影のバス停までおよそ50分。 林道を1台の車、八王子市の給水車が勢いよく登ってきた。 この山頂にも車が登ることができるのだ。 しばらく進むと黄葉がすばらしい眺めをを見せてくれる。 たしかAutumn leavesのなかでもred&goldと歌われている。 人が発する音がなく聞こえるのは風、鳥、水の音、静けさに満足しながら下る。 途中舗装のないところもある。 バス停から10分くらいの場所にキャンプ場がある。そこの右手に高尾山へのいろはの森コースが見える。 |
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ウオーキング
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