オーキング
07. 12.  3
ウオーキング(~新宿サザンテラス) <東年協/健歩クラブ・イベント>

雨のサザンテラス
日時:11月  30日(金)10時30分~15時
コース:井の頭線・駒場東大前駅→駒場野公園→駒場公園→東京ジャーミィ(トルコ・イスラム寺院)→古賀政男音楽館→代々木公園→代々木八幡→福泉寺→参宮橋→高野辰之邸→新宿サザンテラス(約8km)


はじめに
今日のスタート・ポイントの駒場野公園と、つぎの駒場公園も数年前に数回訪れたことがあった。
駒場東大前駅でおりてハテ、どちらの出口だったか、たしか西口だったと昔の記憶を手繰り寄せていた。
改札を出るともう2,30名の方がいるようだ。
本日の参加者54名、先週の山に比べ20数名も多い。
皆さん都会派だ。というより・・・
今日のコース(前記は一部省略)は盛りだくさん、Mさんらしいサービス満点のコース設定である。


駒場野公園のケルネル田圃

駒場農学校の実習田、札幌農学校がアメリカ系統の農業技術を導入したのに対し、駒場農学校はドイツ系統を。
ドイツ人教師オスカー・ケルネルの名にちなんで付けられた。

駒場農学校は現在筑波大学に継承され、ケルネル田圃は同大付属の駒場中学校、高等学校の教育水田とされている。  そうだ。

駒場公園 旧前田公爵邸洋館

旧加賀藩主の系譜をひく前田家の本邸だった、昭和4年に竣工したそうだ。
「うー」みなさんからため息が聞こえてきた。
当時の上流社会の生活を偲ぶことができる歴史的建造物・・・と説明されている。
ムー、格差社会だった?・・・

日曜日には拝観できるようだ。少し離れて和館が・・・。
これまた立派なこと。

東京ジャーミィ

トルコ共和国のイスラム寺院だそうだ。
1階が文化施設、2階は礼拝堂だ。私たちは大理石の階段を上った。
壁面も大きな柱も大理石。女性は入室の際スカーフの着用が必須だとか。 前もって参加者には告げられていた。

礼拝堂内部の壁面にはステンドグラスがはめられている。
十分エキゾチックな雰囲気を堪能することが出来た。
代々木公園で昼食

井の頭通りを東へ、富ヶ谷の歩道橋を渡って代々木公園へ。
公園の西門から入る。
11時55分、集合は13時、中央の広場。
それぞれベンチを見つけてお弁当を広げる。
私はMさんと噴水の前のベンチに腰をおろす。

食後の腹ごなしに公園内をぐるっとまわり黄葉・紅葉・autumnleavesを満喫した。
代々木八幡

代々木公園を出て小田急線の踏切を渡り、やや登り坂を上がる。
代々木八幡に着いた。
最近の狛犬は”美形”であるが、ここの狛犬はかなり古い、明治26年ときざまれていたようだった。

近くの福泉寺の境内を通り、坂を下って代々木小公園で休憩。
「春の小川」ここにあった!!

通りの名はわからないが、代々木公園と小田急線に挟まれた道路を新宿に向う。
歩道に立っている電柱に「春の小川」は線路わきにあったと書かれていた。
踏切から線路を覗いてみるがそれらしい面影は見当たらない。
暗渠となり地下にもぐってしまったのかもしれない。

この小川は渋谷川の上流にあったそうだ。
参宮橋

広辞苑には参宮とは伊勢神宮へ参拝と・・・。
私はこの参宮は明治神宮への参道で、何かの流れに架けられた橋があったものと思っていた。

参宮橋は小田急線を跨ぐための橋だったのだ。ちょっとイメージ崩れがした。

大山道・道しるべ

首都高4号線をくぐり、津島神社の脇の橋を渡ると道しるべが立っている。
この道しるべは江戸時代の弘化3年(1846)に建てられたという。
もちろん大山(雨降山)への道標である。
天狗の面の下には大山石尊大権現と刻まれている。
阿夫利神社の俗称で商売の神様だとか。各地で講がつくられ雨乞いの参拝も行われたようだ。

ウオーキングは山谷小学校の近くを通り、「春の小川」を作詞した高野辰之の邸(現在は子孫が居住)を見てゴールに向かう。
カメラを縦にしなければ、被写体をおさめきれない、超高層ビルが多くなった。 マインズタワーの横を抜けサザンテラスが近づいた。

ゴールすると反省会の話がもちきりだ。まぁ、その元気なことに感心する。
今日のコースは8km、わが歩数計は17000.数字以上に疲れを感じた。
なれない都会の中を歩いたからだろうか。それとも山と違ってコンクリートばかりを歩いていたからだろうか。


ウオーキング