オーキング
07. 12.  18
ウオーキング(平塚・鷹取山) <東年協/健歩クラブ・イベント>
日時:12月  10日(月)10時30分~14時
コース:東海道線・平塚駅⇒バス⇒松岩寺バス停→松岩寺→霧降の滝→吉沢の池→日之宮山→鷹取山・鷹取神社→生沢バス停⇒バス⇒東海道線・二宮駅(約5km)

はじめに
湘南の低山ではあるが、山のコース。今日は何人参加するだろうか。計画表に「山」と記されていると敬遠されるようだ、しかも平塚では東京からかなり遠い。
私は小田急・江ノ島線で藤沢駅へ、そこで東海道線に乗り換えた。JRのホームに降り立つと前方にIさんらしい姿が見えた。
Iさんとおしゃべりしている間に平塚駅に着いた。この駅に下りるのははじめてかも。
駅のコンコースに数人の方が見える。最高齢のUさんも見える。Iさんも86歳だとか。
本日の総勢22名。

松岩寺バス停でスタートを待つ

バスの車内はほとんどウオーカーのメンバー。20日のウオーキングの下見をした方が紅葉のすばらしかったことを話している。
バスは市内を北西の方向に進む。
東海道新幹線をくぐり、小田原厚木道路をぬけると前方に低い山並みが見えてきた。
30分弱でバスの終点に着いた。
湘南平から湘南の海を・・・

高台に位置する松岩寺への坂道が今日の登りはじめ。
本堂にお参りする人、境内で足を休める人。

お寺のわき道から裏の台地へ登る。
畑が広がる台地から振り返ると湘南の海が広がって見える。
「あそこに見える島は江ノ島だよ」 ここは湘南平というらしい。
霧降の滝に注ぐ流れ

落ち葉が絨毯のように敷き詰められた山道に入る。
やま道は緩やかに登り、右手には深い沢がある。
沢の方へ下りていくと「湘南平 霧降り渓流のみち」と刻まれた石柱が立っていた。
沢は一段と深くなり、そこが霧降の滝だそうだ。
しかし水はほとんど流れていない。
日之宮山への道すがら

初冬のやま道はこんなものだろう。
落ち葉がクッションになり、足の運びも心地よい。
多少のアップダウンもなんのその。
Uさんも、Iさんも黙々と歩いている。
山がお好きなようなNさん「いいね! この道は」
道しるべが日之宮山と鷹取山の分岐に立っていた。
日之宮山の山頂に向かった。
日之宮山山頂の石祠

日之宮山、標高150mの山頂は木々に囲まれ 鬱蒼としている。
石祠が立っていた、日之宮陣社という。説明があった。
祭神は大日霊貴命、文政2年(1819)上吉沢村の氏子と刻まれている。明治41年、合祀により放置されたが、その後水不足に悩む氏子たちにより再建されたという。
そして現在は・・・。
鷹取神社の境内には・・・!!

先ほどの分岐点に戻り鷹取山へ向かう。
間もなく林道に出た、簡易舗装されている。山の風情は薄れたが歩きやすい。
坂を下りふたたび登りきる。まだ山頂ではない。
ゆるい坂をくだり緩やかな坂をあがると林道の終点になった。
小型の車が止まっていて、エンジンがかかっている。
Jのつく鉄道会社の名前があった、何をしているのだろう。
鷹取神社の裏側に着いた。
鷹取神社の参道は険しい坂

境内には”砲弾”らしいものが飾られている。

鷹取神社はうっそうとした大木に囲まれている。スダジイ、タブノキなどの常緑樹の大木は神社を神秘なものにしている。
表参道は急勾配に丸太組みの階段が作られている。
樹林の中を一段一段下って行く。
最後になって前を行く女性が突然足を滑らせ倒れた、ベンチに頭をぶつけそうになったが無事だった。ホッ。
厳島神社は蓮田の中に<生沢バス停>

下るやま道の脇には昔栽培したであろうミカンが自然に実ったようだ。口にする人もいた「あまい!」。
幹線道路のバス停に向かう。
バス停は蓮田のそばにあった。
その向こうを新幹線の電車が行きかっていた。
蓮田の真ん中に神社があった。江戸時代に祀られたものだそうだ。
庶民の願い事を聞きながら、今になる。

二宮駅までの10分少々で着いたが、バスの中でウトウトしてしまった。低い山ではあったが、急勾配は疲れるようだ。
藤沢までの時間が意外と長く感じられた。



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