24日、小仏城山は大賑わい
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30日、もみじ台の茶店は閉まっていた
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24日のスタートは相模湖駅
10時家発、高尾駅10時58分発の韮崎行きの電車に乗る、一駅10分足らずだがちょっとした旅の気分を味わう。ものは考えようだと思う。 相模湖駅から老舗の店構えが並ぶ駅前の通りを経て甲州街道に出る。 歩道が対面にしかない、しばらく車道を歩いていたがやはり歩道を行こう。 その歩道も狭い、無いよりまし。 だいたい歩いている人なんていない。 道路に面した家の造りがどこか旅籠風のように思える。 家から出てきた男性と目があった、その男性は軽く頭を下げ私が歩道を通り過ぎるの待ってごみを出していた。 旅籠のご主人だったのかもしれない。 |
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小原宿
本陣屋敷
この当たりは「小原宿」だったようだ。 道の向こう側に大きな屋敷が見える。 小原宿本陣屋敷と看板が下がっている。 この屋敷には江戸時代、信州の大名が参勤交代のときに宿泊したという。 ひとりの同年くらいの男性が覗き込んでいる。この地の方ではなさそうだ。 玄関の間には籠が陳列されていた。江戸時代に使われたものらしい。 内部を見学することができるが、またの機会としておこう。 |
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旧甲州街道を登る
30分くらい歩いて底沢のバス停についた。 ここから美女ヶ谷の方に入っていく。 少し狭くなった道は上り坂となった。まもなく分岐にさしかかり左に折れると中央線のガードをくぐる。 この間、降りてきたときはこのガードをくぐったのだ。 直進すると坂を下るが、案内は小仏峠と記されている。4月に通ったのはこの道だったような気がする。 山間の日陰に入ると風が冷たい。 小仏峠への上り口に着いた。 |
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小仏峠着
登り口には、今下ってきたばかりの年配のふたり組がいた。 この道でハイカーと出くわすのは珍しかった、しかし山道に入ると二組が少しの間をおいて下ってきた。 この日24日は振替休日だからかもしれない。 道はかなり急な勾配である、少し急ぎ足になると汗ばむので衣服の調節を行う。 中央道を走る車の音がかすかに聞こえる程度になってきた。その代わり木々の上のほうから落ちてくるパラパラという音が耳に入る。 枯葉だろうか、木の実だろうか、目を凝らしてみるが分からない。 いままで曲がりくねっていた道がまっすぐ伸びている、峠が近い。 |
今日の城山
茶店は開店中!
小仏峠からすぐに城山に向かう。 到達点は同じなのだからどのコースでも大差ないと思うが、北側の比較的楽なコースを選ぶ。 やがてメインの山道から人声がさかんに聞こえてくる。 今日のこの通りは大盛況だ。”小仏銀座”の感がある。 北側のまき道を通り、日影林道から城山に上がる。山頂にははしゃぐ子供の声、超満員だ。 でも北風は冷たい、フードを被って甘酒を頂き昼食をとる。 |
30日
石塔石仏を清掃する人
駅前には、いつもよりハイカーは少し少ないようだがまずまずの人がいる。 私はまず、不動院・おびんづる様に今年一年の無事を感謝する。 6号路を歩き始める。ケーブル駅を過ぎ石仏が並んだ場所があるが、お掃除をしている男性を見かける。 私に軽く会釈をした。きっと心のできた人なのだろうと思う。 石仏の前にある家の方だろうか。公共のものを掃除するということはなかなかできない。 ”やれるか、君は・・・”ともうひとりの私が耳元でささやいている。 |
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植物鑑賞 これはシロノミアオキ?
植物鑑賞を心がけよう。 電車の中で”稙物手帳”を眺めてきたが・・・・。 病院の構内を通り、山道に入る。 当たりをきょろきょろと見まわしながら、比較的慣れた山道を登る。 目に入る植物はどれも同じに見える。今の時期は花期ではないのでやむを得ないかも。 2号路に入ったところのアオキを見ると実が白い、高尾山で発見されたというシロミアオキだろうか? |
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植物鑑賞 これはカヤ?
2号路で続いて見たのは、カヤだろうか? 植物手帳によれば、カヤは光沢があり葉先が鋭く痛い。似たイヌガヤは光沢なし、葉先は痛くないそうだ。 触ってみるが痛くなかった。さてさて? モミも良く似ているそうだ。 にわか勉強は役立たず。 オバサンが通りかかる、「早いですね」 「今日は富士山が見えないから下りてきた!」 高尾山はいろんな楽しみ方を提供してくれる。 |
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高尾山頂は
賑わってます!
私は2号路から1号路(表参道)を横切って4号路に向かってみた。 北斜面に吹き付ける風は冷たい。 山頂にたどり着く、風が吹いている割に外で昼食をとっている人でかなり賑わいを見せていた。 風を避けるため次のもみじ台へ向かい、山頂下のベンチで柚子茶を飲みながらおにぎりを食べる。 食後、もみじ台の先へ向かってみるが、人はかなり少ない。年末だからなのだろうか。 |
ウオーキング
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