オーキング
08. 1.  10
ウオーキング(港区・七福神めぐり) <東年協/健歩クラブ・イベント>

<宝船> 十番稲荷神社
日時:1月  4日(金)10時30分~14時
コース:赤羽橋駅→宝珠院→熊野神社→十番稲荷神社→大法寺→氷川神社→桜田神社→天祖神社→東京ミッドタウン・檜町公園→赤坂氷川神社→久国神社→六本木駅(約6km)

「あけましておめでとうございます」
今年最初のウオーキングは港区の七福神めぐりである。
私は「七福神めぐり」なるものは初めてだ、地元の七福神めぐりをやってみようかと思ったこともあったが実現していない。
この日の集合場所は、都営地下鉄大江戸線・赤羽橋駅。リタイヤ直前この駅はちょくちょく利用していた。 最寄り駅を朝8時37分の急行に乗る。正月休みの人もいるのか車内は比較的空いていて容易に席を確保できた。
笹塚駅ではホームの反対側に新線の電車が口をあけて待っていた、一瞬、乗り換えようかと思った。新線新宿駅のホームの方が大江戸線への乗換えが楽だと思ったからだ。しかし座って行く方を選んでしまった。

久しぶりの大江戸線、最前列の運転席が見える位置に立って思わぬことを発見、運転手はワンマンらしい。
ホームの乗客の乗り降りをテレビ・モニターでチェックしている。走り出すとそのモニターの映像が消えた。
モニターは2台あり、1台で2シ-ンが見られる。大きな駅では4シーンを監視していた。

改札口を出るとだいぶ集まっていた。「おめでとうございます」
本日は55名だそうだ。

<弁財天> 宝珠院

赤羽橋駅から長いエスカレータで地上に出る。赤羽橋の交差点を渡って芝公園へ。
東京タワーが目の前に聳え立つ。
「今年50歳だって!」

宝珠院は公園の一角にある。
みなさんは信心深いのかお賽銭を上げて手を合わせていた。
境内の隣のお堂には”閻魔堂”があり、閻魔様が恐ろしい形相でにらんでいた。
「弁天様には池がつきものよ」
<恵比寿天> 熊野神社

国道1号、桜田通りへ。
飯倉交差点への緩やかな上り坂が続く。
まだ国道はお正月休みらしく始動していないようだ、車は少ない。

交差点の少し手前、ビルに囲まれた熊野神社が見えてきた。
都会の神社は止むを得ないことだが 参拝している人が出てこないと、入れない。間口が狭い。
後方について歩いていると参拝するのも慌ただしい。
<大黒天> 大法寺

飯倉交差点を左に折れ、ロシア大使館の西側にある狸穴坂を下る。
小さな狸穴公園で一休み。

、 麻布十番にある十番稲荷神社に参拝。ここは大勢の参拝客がいる。
間口は狭く、階段を上がるのもためらいが生ずる。

七面坂を下って大黒様の大法寺へ。
比較的空いていたので、大黒様とご対面できた。どんなご利益があるだろうか。
<毘沙門天> 氷川神社

一本松坂を上がる、狭い歩道の松の古木がマンションと背比べをしている。

元麻布の狭い一通道を車を気にしながら進む。
このあたりでは、七福神めぐりの団体さんが多い。
氷川神社は比較的広い境内を有している。

終わりのころ赤坂氷川神社にも参拝したが、こちらは七福神は祭られていないようだ。
<寿老人> 桜田神社

古い住宅の町から、新しい住宅の街を通りぬける。
麻布税務署のある通りを北へ向かう。
右に六本木ヒルズを見ていると、左に桜田神社が奥まって見えた。

六本木(六)の交差点を渡ってビルの間の狭い道に入る。
通りがかりに出雲大社東京分祀がコンクリート階段の上に見えた。
<福禄寿> 天祖神社

この神社は東京ミッドタウン、外苑東通りから入り込んだマンションの隣にある。 祭神は天照大神だそうだ。

このあと東京ミッドタウンの東に位置する檜町公園へ向かう。
檜町公園は昔から聞いた名前であるが、ミッドタウンの建設にあわせ作り変えられたようだ。つくりが新しい。
昼食の場所を探すが、公園内の芝生は養生中で腰を下ろすところがない。
ようやく座った場所はミッドタウンのビルの陰ですぐ日当たりが悪くなった。あまり居心地のいい公園ではなさそうだ。
<布袋尊> 久国神社

午後のコースは、赤坂氷川神社に参拝。
南部坂を下って久国神社へ。これで七福神はめぐり終えた。
この神社は造りが質素な感じがする。

私はMqさんと千代田線に乗るべく乃木坂駅へ向かった。
勧めで新国立美術館へ寄ってみたが本日までお休みだった。

七福神を祭っているのは神社であったり、お寺であったりする。
ちょっと理解できないような気もするが、神仏混合時代なら違和感はなかったのかもしれない。
恵比寿天以外は中国、インドの出身だとか。例えば大黒天はインド出身、日本に来て大国主命と”合体”したとか。昔の人々は受容力があったのだろうか。


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