大明神展望台から見た富士
|
石老山入口から
バスは相模湖畔を曲がりくねって走り10分弱で石老山入口のバス停に着いた。 ここで降りた人は住人ひとりと私だけだ。 登山口の看板を見ながらやや上り坂の道路を進む。 しばらく歩くと前を登山姿の年配夫婦が歩いている。 ”相模湖から歩いてきたのかな?” 「おはようございます」声をかけて追い抜いていく。女性がいると足が遅くなるようだ。 |
|
顕鏡寺境内で一休み
地図の解説を思い出しながら、相模湖病院の駐車場を通る。 駐車場にはdr専用駐車場と書かれた場所に赤いしゃれた車が止まっていた。 やや下って登山道に入ると、のぼりが急になり、大きな岩が多く目に入ってくる。 不動岩、仁王岩、駒立岩・・・ このような大きな岩はどこから吹き出てきたのだろう。 30分くらい上るとお寺が見えてきた。山門のところに狛犬が見えた、お寺に狛犬も珍しい。 深山幽谷、そんな言葉を思い出した。 |
|
杉木立の山道を
大きなイチョウの木のそばに石段がある、ここが登山道だ。 すぐ岩窟があり昔のお坊さんが住居としていたそうだ。 上り坂が急になってくる。 蓮華岩、大天狗岩、鏡岩、小天狗岩、吉野岩(弁慶の力試岩)、雷電岩などの名前がついた巨岩が次々に現れてくる。 それらをクリヤしていくとしばらく杉木立の平坦な道となる。 融合平見晴台(570m)に着き、相模湖が展望できる。 下ってきたという男性が食事しながら「ここは半分くらいです」と教えてくれた。 |
石老山(694m)山頂は超満員!
元の道へ戻る。中年男性のハイカーがしっかりした足取りで通り過ぎていった。 道は木立の間を左右に折れながら上っていく。 先ほどのハイカーの姿が見えなくなった。しばらく登っていると上のほうから声がした。 「山頂はもうすぐですよ、富士山がよく見えます」。高年の夫婦連れが食事をしていた。 頂が見えてきた、”山頂かな”と思ったが、しばらく下る道となった。残念単なるコブのようだ。 急な登り坂が見えてきた、上のほうから歓声が聞こえてくる、山頂だ。 驚いたことに大勢のオジサン・オバサンがお昼時だ。 |
|
大明神山(550m)で・・・
石老山では少し下った所に陽だまりを見つけおにぎりをほおばる。 にぎやかな山頂をそこそこに下りはじめる。 少し西へ下ると篠原へ分岐する道がある。私はそちらへ行かず、大明神展望台を目指す。 しばらく何の変哲もない静かな尾根道を楽しみながら進む。ところどころ急なくだりに遭遇し気合を入れる。 解説によれば4つのコブを上下すれば大明神展望台とある。 4つ目が大明神山なのだろう。 |
|
大明神展望台からの眺望
ほんの少し下ってまた登ると鉄製の展望台が見えてくる。 ここからの眺望はすばらしい。 左の方に、逆光になるが富士山が、眼下には相模湖が。 その先少し窪んだところが小仏峠だろう。その右に小仏城山、さらに高尾山が続いている。 小仏峠の左の山が景信山だろう、陣馬山は・・・。 天候がいいこの日に来られてラッキーだ。 数人の中年グループが降りていった、そろそろ下るとしよう。 |
ウオーキング
| |
---|