オーキング
08. 2. 8
晩冬ハイク(高尾冬そば  2/2)    

これがシモバシラ?!
はじめてシモバシラと・・・
2月 2日に歩いたコースは次の通り。
高尾山口駅→稲荷山コース→高尾山頂(そば)→もみじ台北まき→もみじ台南まき→3号路→2号路→高尾山口駅

2月 3日は雪が予報されていた、出かけるなら前日の2日しがなかった。
朝の気温は7時ごろでもマイナス、寒い部屋で起き上がるのが躊躇われる。
前回より10分遅い、10時20分最寄のモノレール駅を発った。

高尾山口駅の改札を出ると、あいかわらず大勢のハイカーが登山口に向かっている。
土曜日とあってか小さい子供も歩いている。そういう人々を追い越しながら、”今日は山頂で蕎麦を食べてことが目的だ”と・・・。
しかし、もみじ台の北まき道で「シモバシラ」なるものを初めて見ることができた。
蕎麦屋さんの話によれば、この時期は少し遅いとか。

シモバシラはシソ科の多年草、冬が始まると地上部は枯れるが、地下茎と根は元気。根から吸い上げられた水が地上茎に運ばれ、表面で冷気にさらされ氷になる。
次々に送られてきた水は新たな氷になり、氷を押し出し薄い花びらのような氷ができる。・・・だそうだ。
今年からもみじ台北側の杉林内に「シモバシラ観察地」が整備されたという。
<高尾ビジターセンターの資料より >


高尾山頂にも残雪
清滝駅の方に向かいながら、まだルートを決めかねていた。
病院の庭を通るコースはいきなり急な坂が続きすぐに汗をかくことが多い。
稲荷山の方が坂は長く続くが比較的なだらか で汗の出方も違うだろう。
旭稲荷の前で衣類を調節して臨んだが、所々の岩場の急坂はやはり汗がにじむ。

山頂近くになると道はぬかるんで足の場所を選びながら歩を進める。
直下の階段は避けて1号路の方に迂回する。まずは腹ごしらえだ!!
一番下のそば屋に入ると、中高年三人組の男性、女性中高年、青年などのハイカーがお昼のようだ。
三人組は泡般若を前にして「ガソリン税」などについて時事放談中。


高尾山山頂の賑わい
山頂では20人くらいのグループが車座になって、ゴキゲンなようす。寒いのにご苦労様。
山頂のほかのそば屋さんも賑わい、人が出入りしている。
広場では幼子がハシャギ走りまわっている。

展望台のベンチに高齢ハイカーがイッパイやっている。富士は見えないが、南高尾山稜、石老山。丹沢などの稜線が墨絵のように波打って見える。
私はもみじ台へ向かうが、階段を避けもと来た道へ引き返す。
2月2日
1月26日
山頂北の残雪
5号路をまわって、もみじ台北まき道へ。
先週通ったときに比べ、雪はだいぶ少なくなっていた。
北側の日影道は空気が冷たい。

このあと、もみじ台北を通るまき道で「シモバシラ観察地」に入ってみた。
来年はもう少し早く見てみよう。


間伐作業は終わってた!!
もみじ台北のまき道を下る。
所々、土が凍りついているようだ。
やがて陽も当たる鞍部に出ると道がぬかるんでいる。
一丁平から歩いてきた高齢の夫婦ハイカーに「道が悪いですね」と声をかけながら、今日はここまでにしようとUターンを決める。

富士見台を通る南まき道は2月末まで間伐作業のはずだったが、通行止めの張り紙はなくなっていた。
もう終わったのであろう。
南まき道は微かな日当たりも暖かく感じる。
高尾山頂下から3号路、2号路と歩き、病院の庭を通って下山。

今日はいつもより早く14時過ぎに高尾山口駅を発った。
15時ごろ自宅近くのスーパーに立ち寄り飲み物を買った。冬の寒い時期は泡般若より般若湯の方がいい。
体が温まる、般若波羅蜜多心経、観自在菩薩・・・


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