オーキング
08. 2. 24
晩冬ハイク(冬そば・城山・日影沢  2/17)    

大山、仏果山、経ヶ岳・・・
<高尾山頂から>
今月3回目のそばを・・・
  食べに高尾山へ行った。
朝の出発が遅れ10時40分に家を出た、このぶんだとお昼は13時を過ぎるかも知れない。
高幡不動駅での乗り換えも急ぎ足・・・、八王子行きの準特急に滑り込み。
北野駅では各駅停車が待っている。

高尾山口駅の改札を出るとハイカーがぞろぞろ・・・、そうか今日は日曜日だ。
今日は前回避けて通った6号路に行ってみよう。前回8日に比べだいぶ雪もなくなっている。
しかし谷あいの登山道は寒い。
前日16日は府中の郷土の森公園に観梅の下見に行ったが、まだまだでちょっとがっかりしていた。
今日の高尾山で何かいい写真が取れるか!!
右の写真は高尾山頂から眺めた山々、あいにく富士山は見えなかった。

2月17日に歩いたコースは次の通り。
高尾山口駅→6号路→高尾山頂(そば)→もみじ台南まき道→一丁平→小仏城山→日影沢林道→日影バス停


今日は凍った6号路を・・・
6号路の入り口に積もっていた雪もだいぶ少なくなっていた。
残り雪を勢いよく踏みしめながら歩む。
びわ滝のお堂から修行者の声が聞こえてくる。

ここからは今年初めての道である。谷底はひんやりとした空気に包まれている。
路面の雪は少ないが踏み固められている。
大山橋の手前で道一面が凍結している。
普通の靴を履いた若い男女が嬌声をあげた。
私も斜めに滑って右下の大木に手をついて止まった。

稲荷山へ向かわず飛び石伝いに水辺を歩く。 山頂下の広場も前回より雪が消えていた。

山頂は大賑わい
山頂に上がってみると、ハイカーの多さに驚いた。
瞬間的に千人を越えているかもしれないと思った。
12時半、一番西に位置する茶屋の曙亭へ入った。
店内はかなりの人で、一番隅の席で相席となった。ガラス越しに広場を行き来する人々の姿が見える。
すぐ斜め前の席で外国人の若い男性二人が器用に箸を使いながら蕎麦を食べている。
聞くとはなく耳に入ってくる言葉は英語ではない。フランス語でもなさそうだ・・・。

注文したとろろそばが来た。


一丁平へ向かう
もみじ台へ向かう階段を下る。重装備した数人のグループが2,3組登ってくる。
高尾山頂までは来るが、その先へ行こうとする人は少ない。
もみじ台の南側のまき道を通って富士見台へ向かう。本道と北まき道が合流する地点まで行って 道がドロンコだったら引き返そう。そう思いながら狭いまき道を下る。

回りを雪に覆われているちょっと高台にある富士見台の四阿から女性の話し声が聞こえてくる。
ぐるりとまわって西へ向かう。
向こうから数人のオジサンオバサンが登ってくる、少し広いところで空を見上げて待っていると
「何が見えるんですか」、「待っているんです」
このくらいの道なら城山までいけそうだ。 一人の男性が一丁平へ登っていく。

八王子方面
キミ、メタボだよ
小仏城山山頂
13時半、北側からまわって城山山頂へ到着。
八王子市街を望む北側は雪がどっさり。
相模湖の湖面が青いガラスのようだ。
それでも山頂には10数人が見える。
甘酒を頂き、ベンチに腰を下ろすと「ミャオー」


日影沢林道では3~4回しりもちを・・・
今日はここまで!
相模湖? 高尾? 日影沢を下ろう、と考えたが甘い判断だった。
林道をしばらく下ると轍は凍ってツルツル。
踏みしめる雪があるところがいいと思いながら、まだまだ気持ちに余裕を持っていた。
「おっ、先人がいる」男性がひとり轍の外の雪の深いところをソロリソロリ歩んでいる。
「中の方が意外といいですよ」と言いつつ先を失礼する。

いくどかのカーブを過ぎるとゲートが見えてくる。回避するため谷の方に向かわねばならないが躊躇する。

なんとかゲートを過ぎる、下り勾配がきつくなった路面の雪も深くなる。
先人の足跡を辿りながら一歩一歩。
沢にかかる橋は狭くなっている、轍が橋の端に迫っている。先人も考えたようだ。
橋の上は気温が低い、轍はツルンツルン。
慎重に歩を進めている積りだったが、帽子を飛ばし体が宙に浮いて思いっきりしりもちをついた。
腰につけていたデジカメは大丈夫のようだ。

杉木立の中に入っていく、塗れた路面は乾かず凍結している。最近白内障が進んだせいか透明な氷が良く見えなかった。
左足を前に右膝をまげてストン。しばらく歩くとまた同じ格好でストン。
同じスタイルだったのでひとりで苦笑い。


ウオーキング