ウオーキング
05. 12. 21
ウオーク(高尾・小仏)
はじめに
たこ杉
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日時:12月17日(土)11時15分~15時30分
コース:京王線・高尾山口駅→1号路コース→金刀比羅台→ケーブル高尾山駅→仏舎利塔→高尾山薬王院→高尾山頂→紅葉台→一丁平→小仏城山→小仏峠→小仏→JR高尾駅(約14km)
翌18日(日)から強い寒波がやってくると気象情報は伝えていた。その前に高尾山を歩いてみよう。
私の年末恒例としている「終り詣で」に薬王院をお参りすることも目的のひとつである。
先月終わりに行ったときはまだ暖かかったが、もう12月半ば少し寒さ対策も必要かもしれない。
前回と同じように体力の温存を考え高幡不動駅までモノレールに乗ることにしよう。寒さのため朝の起床が遅くなり、家を出たのは10時半、前回のこの時間は高尾山口駅に着いてたのに。
11時15分、高尾山口駅をスタート!!。
1号路コースで高尾山頂へ(3.8km、100分)
鬼の二像<神変堂>
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今回は1号路を行くことにした。この道は何年前か記憶が定かでないが、家族で登ったことがある。道は滑り止めの小石が埋められた舗装となっている。
12月も中頃だからなのか、日影になっている山道はひんやりとする。裏地付きのジャンバーを着てきてよかった。足の方はいつもと同じズボン、少し涼しいが歩いているうちに温まってくるだろう。
下りてくる家族ずれの若いお父さんは半そでで手袋もなし。うーん歳の差かなと思いつつそれほどきつくない一定した勾配の上り道をマアマア快調に足が進む。
何組かの人を追い抜いていく、今日は調子が悪くなさそうだ。右手の方には川が流れている。途中から勾配が少しきつくなって来た。スピードが落ちてきた、まあ無理することはないよ、言い聞かせながら、一の橋、二の橋、三の橋と過ぎる。
だんだんきつくなって来る、駅にあったパンフには(このあたりは結構登りがきつい。金刀比羅台で一休み?)と記されている。
道面は舗装されているが、やはり土のところの方が感触はいいのだが・・・、いくどかの曲がりを過ぎ、真っ直ぐ進み金刀比羅台に到着。
ここから市街の眺めもすばらしい。ここでひと休み、上半身はけっこう汗ばんできた上着を変えて行こう。
金刀比羅台からしばらく平らな道が続き、やや急な坂になり懸命に登っていると小型のトラック2台が唸り声をあげて通り過ぎていった。坂を登りきるとリフトの駅が見えてきた。山道がにぎやかになってきた。
ケーブルカーの山頂駅の近くの茶店を覗くと団子を炭火で焼いている、甘酒とあわせて遠くの眺めを見ながら頂いた。
薬王院の天狗
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樹齢450年という「たこ杉」の根元で幼い男の子が、おばあさんらしい人の言うことを聞かないでもぐりこんでいる。可愛いさかりだ。
神変堂という小さなお堂があり左右に二匹の鬼があった。悪行尽くした鬼も悔い改め人のために尽くしたー自分のためではなく、まず人のためと願う心を表したものだというー心がけよう。
道を左に進むと108段の階段があり数えながら登る、107で終わった、はてどこで間違えたか。
いままで上ったことがなかった仏舎利塔のそばにも行ってみた。日当たりのよい木立の間で私と同年くらいの男性が座り込んでお茶を飲んでいる。けっこう暖かい日和だ。
坂を下りもとの山道にもどり、そびえ立つ杉並木の間を抜けると薬王院・大本堂に着いた。さらに上がり飯綱権現堂、いずれにもお参りして本日の目的の一つを達した。奥の院不動堂の脇を通り高尾山頂に着いたのは1時に近かった。
小仏城山(60分)・小仏峠(20分)へ
今日は土曜日だからなのか、高尾山頂には子供の団体や、家族連れが多くにぎわっている。先ほど食した団子でお腹は空いていない、先を急ごう。
今日の予定コースは小仏峠から小仏へ下りてJR高尾駅を想定していた。
山頂から下りながら”やめるなら今だぞ”というもう一人の自分がささやく。
小仏城山からの富士山
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段々が造られているが体型に合っていないのか
登りより下りの方が苦手である。登れば下りがある、この次来るときは山頂を迂回しようと言い聞かせながら、しばらく我慢して下る。
木々の切れ間から富士山を遠望出来る場所があり、通るたびに多くの人たちが座って景色を楽しんでいる。
紅葉台では茶店も開いている、若いはなやいだ声が聞こえる。きょうは小学生のグループや子供連れの家族とも行きかう。”子供の頃は自然に接するのが一番だ”などと思いながら一丁平への坂を登る。風が冷たく日影はひんやりする、なるべく日向を求めながらアップダウンを繰り返す。
13時40分、小仏城山に到着し、またまた甘酒を頂きながらひと休み。
ベンチに座り込んで富士山を眺める人もいる。
ここにしばらく座って動かぬ景色を眺めているのもいいなあ。この次はトライしてみようといいつつ、せっかちな私は先を急ぐことにした。
うっそうとした杉木立の間、寒風がふきつける道は寒い。昔の旅人はもっと寒かったかもしれないなど思いつつ、陽から遠く道の片隅には霜柱がとけずに残っている。高尾山の周辺と違って行きかう人は少ない、まもなく小仏峠手前の閉ざされた茶店に来た。手作りのイスとテーブルが並べてある、シーズンにはにぎわうことだろう。木々の間から相模湖の湖面が反射し、近くの山あいを縫って緩やかにカーブする中央道が見える。
相模湖も中央道もその昔はなかったものだ。
道の落ち葉を掃いている中年の男性がいた。山道の枯葉を掃き集めているのにはちょっと驚いた。
その坂の下からオバサン達の嬌声が聞こえてきた。鉢合わせにならないように急な方の階段を下りると小仏峠だ。
14時5分。
小仏バス停(2.8km)・高尾駅(7.4km)へ
吹き抜ける風が冷たい(小仏峠)
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ベンチでひと休みというわけにはいかない、相模湖の方から吹き抜ける風が冷たい、タオルを出して首に巻きつける。
案内に小仏バス停へ2.8km、高尾駅7,4kmと記されている。高尾駅まで余裕をみて約2時間かかるとして、4時前に、家には5時に着き”暗くなる前の家事が出来る”。
写真の奥に写っているオジサンが小仏の方に下って行った。ちょっと間をおいて私も下りはじめる。
坂も急な下りのジャリ道は滑りやすい、すでに陽から遠ざかり寒い。前のオジサンがズズーと滑りそうになる。道に流れ出た湧き水が凍っている。流れていれば凍らないのだろうが・・・。道の途中で先ほどのオジサンと別のグループを追い抜いた。いく曲がりかの砂利道を下りきったところから舗装された狭い道にでた。脇の少し広いところに車が何台か止めてあった。ここまで車で来て登ったのだろうか。
道路わきの用地に中日本高速道路㈱の立ち入り禁止の標識が貼ってある。おおそうか道路公団じゃないのか、”手早いねこんなところまで行き届いている”と感心。
今年の春「観梅」この近くまでに訪れことがあった。
しばらく道を下ると「小仏のバス停」があり、バスが2台止ってお客さんも何人か乗っている。山を下った人はバスに乗っていくようだ。
さらに歩を早める、右手の小仏川の向うの下の方に中央線のトンネルが見え、下りの特急電車が走っていった。
摺差という地区を歩いているとき14時40分のバスが追い抜いていった。道のすぐ下で私より若いおじさんが何やらもいでいる。尋ねると「柚子」だという。「白菜の漬物」とか「柚子湯」にといって掴んでくれた。礼を言ってその場を離れる。
高尾駅・京王線のホームに15時30分に着き、帰宅したのは16時15分。
非日常のモードから日常のモードに戻り急いで洗濯物を取り入れる。
後日(時)談
頂いた柚子をさっそく柚子湯に使った。見てくれのよくない方をお湯が滑らか肌もつるつるした。
翌日、もう1個をお湯に入れた。こちらは酸が強かったのかピリピリと肌の傷ついたところが特に痛みが激しかった。
柚子湯のはいり方も何か注意点があるのかもしれない。
「日々是好日」
記録
私の歩行実績時間には休憩時間を含む
区間 |
パンフに記されている 所要時間 |
歩行 実績時間 |
歩数(概略) |
備考 |
高尾山口→高尾山頂 |
100分 |
99分 |
3030歩 |
途中の休憩含む |
高尾山頂→小仏城山 |
60分 |
44分 |
3060歩 |
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小仏城山→小仏峠 |
20分 |
27分 |
1400歩 |
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小仏峠→高尾駅 |
*100分(7.4km) |
85分 |
9200歩 |
*仮定した |
計 |
280分 (4時間40分) |
255分 (4時間15分) |
16690歩 |
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