ウオーキング
06. 6. 11
アジサイ紀行(高幡不動)
はじめに
あじさいのみち
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町内の有志によるハイキングは今まで、梅、サクラ、緑、を求めて行われた。5月は何となくパスしてしまった。
6月になって、Iさんの奥さんから「アジサイ見に行く?」と声がかかった。
私はホームページの写真用と思って5月29日、6月1日と自宅から往復ウオーキングで訪れここのアジサイを見に来ていた、しかし何回見ても自然の美はいいものである。
ついでながらなぜ短期間に続けて見に来たか。6月1日から「あじざいまつり」が開かれることは知っていたが、5月末でも咲いているだろうと思いやってきた、”やはり少々早かったナ”とつぶやきながらハシリのアジサイを楽しみながら、デジカメを構えた。するとメディアが入ってないとアラーム、”あっ、パソコンに入れたままだっ!”よくあることだと思いバックの中の予備のメディアを探すと無いっ!。”そうか予備は、ケースにいれたままだ”。こういう事態は想定外、ボケてきたのかと少々落ち込む。まっ、いいか。
ケータイのカメラで取りあえず十数枚をカチャ、カチャ。
帰宅後、ケータイのカメラでのショットを見るが今イチ。じゃ、というわけで6月1日に再度來山することになった。しかし
残念ながらアジサイの方はまだまだであった。
以前、高不動尊のアジサイ見物を提案していたのだが、その時期になったようだ。入梅前の6月7日、行くことになった。残念ながら今回の参加者は3人だった。
往き道・復えり道
みやび
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この日午前中、天気がよかったが、午後は雲行きが怪しそうだった。昼前の気象情報では雨も予想されるという。Webの雨レーダー予想を見ると2時過ぎにはかなり濃いブルーの雨マークが移動して来るようだった。
強い雨が降ってちゃ、アジサイどころではない。傘を持って出かけようということになった。
コースは塩釜谷戸の緩やかな上り坂から竜が峰への急な上り坂を通って、百草団地の裏道へ出る。
Iさんも歩く時は車の多い所を避けて通るという。しかし裏道から出たあとはしかたなく車通りとなってしまう。坂を下り湯沢の交差点から再び坂を上り、しばらく平坦な道が続くが高幡台からの急な下り坂となる。
モノレールの通りから高幡十字路で左折し川崎街道に入りまもなくだ。
帰りも同じルートである。
少し遠回りになるが、七生丘陵散策路を通ろうかと思ったが空模様を考え早く現地へ行くことにした。この次ぎに通ってみることにしよう。
お二人とも、日頃よく歩いているのを見かける。往復歩いても何事もなかったように平気な顔をしている。
山内八十八ヶ所めぐり
山内には四国八十八ヶ所を模したコースが作られている。それぞれの 霊所には小ぶりの仏像が安置されている。それほど広い山ではないので少し歩けば、すぐ次の霊所にたどり着く。
高幡不動は初詣には来るが、アジサイを見に来たことがないとおっしゃっていた、山内の八十八ヶ所巡拝路も初めてのようだった。
私はいつものように川崎街道の交番近くの脇道から高幡山に入る。山アジサイはまだチョット早い。山道を登りかけるとすぐ二十一番の霊所があった。
アジサイの咲き具合が芳しくなかったのか、八十八ヶ所巡りが中心になった。少々坂を下って途中の十九番からはじまり番号を見つけながら、高幡城址をまわって41、42、と続き尾根道を西の方に向う50、51、高い場所の「見晴らし」坂を下って61、62「馬場あと」を遠回りする。
五重塔の下で
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「馬場」とは高幡城のころにあったのだろうか。70、71、少し高台である。78からさらに坂を登って87、鐘楼の横をの砂利道を下る。大師堂のそばの八十八番に達する。
コースは途中アップダウンがあり、グルッとまわるといい運動である。少し小休止ということになった。
「四国では何日かかったらまわれるだろうか」と言いながら各霊所で一円づつ上げていく。
なかなか信心深いなぁと思う。
私も一円玉が88個貯まったら、1番から順番に巡拝してみよう。
休憩後アジサイの見物と残り18番をまわった。
境内で休憩
仁王門脇の売店で泡般若とおせんべいを求める。泡般若といっても売店のおばさんは理解してくれなかった。このことばは隠語として生きているようだ。
五重塔の下のベンチに腰を下ろす、今日参加できなかった人達のことも話題になった。
「雨が予想されていたが、降らなくてよかったネ」
「葷酒山門入不許」、山門に入ってからだったから、まっいいか。
アジサイ
やまあじさい
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全般的に見ればまだまだ、これからだろう。
ところでなぜ、「伊予・・・」と頭につけたものが多いのだろうか、表示されているものから名前のみを拾い集めた。
「くろひめあじさい」、「やまあじさい」、「まいこあじさい」、
「しちだんか」、「みやまやえむらさき」、「いよししでまり」、
「はながさ」、「ぎょくだんか」、「やえざきあまちゃ」、
「伊予の星くず」、「しののめ」、「みやび」、「伊予のさみだれ」、
「美方八重」、「伊予しぼり」、「伊予てまり」、「伊予小町」、・・・・
いろいろと交配して新しい種を増やしているのだろうが、花は自分で咲きそのままを晒している。自然美ほどbeautiful なものはない。