アクションタンクシリーズのスケール表示はまちがいが多くてこまります。M41は1/35のはずです。ところで、私が子供の頃は、M41ウォーカーブルドッグは、戦車模型の定盤と言って良いほど、有名でした。プラモデルメーカ各社から、このサイズの模型が製品化されていました。実は、私はパノラマボックスシリーズのころからM41をコレクションに加えたくて模型屋に通いましたが、とうとうパノラマボックスシリーズのM41を手に入れることはできませんでした。私が日本ホビーのM41を手に入れたのは、チャンピオンシリーズのM41でした。正直に言って、このM41のプロポーションは少し変でした。砲塔が妙に厚く、砲塔上部と下部との合いがとても悪いという有り様でした。日本ホビーの模型は正確だという宣伝文句にはじめて疑問を持ったのがこのM41でした。というのも、マンモス戦車シリーズのM41で、そのプロポーションが頭に焼き付いていたからです。このボックスアートはお馴染みの、あうとばぁんさんに提供していただきました。作者は小松崎茂画伯であることがわかります。