マンモス戦車シリーズのJS−3は日本ホビーの大型戦車の中で私が2番目に作ったことのある模型です。ところが、中学2年のころ、同じクラスの友達と戦車をラジコン化して、文化祭に出品する計画を立てたとき、ついついその友達に譲ってしまった悔いの残る模型です。実は、日本ホビーのマンモス戦車シリーズはスプリングサスペンション付きなのですが、そのストッパー部品が折れやすく、一部サスペンション不良だったのと、戦車長ハッチの片側が初めから部品不足であったことも手伝って不満を感じていたことがきっかけでした。ところが、その友達は折れた部品を糸とエポキシ接着剤で固めて直してしまいました。私がどれだけ後悔したか、言葉に表せません。10年ぐらい前、私が模型屋めぐりをしていたころ、古い模型を売っていそうな店を転々として、さんざん探したのが、この模型です。この年になって、まだ忘れられない思い出(悔しさ)なのですから、みなさんもお察しいただけるものと思います。このボックスアートとオートマチックシリーズのそれを比較すると、構図が似ているのですが多分別人の作だと思います。大砲の炎の描き方が小松崎画伯を思わせるのですが・・・