ロンドン条約で20センチ砲を積む重巡洋艦は12隻以上保有出来なくなったので、15.5センチ砲15門を以ってそして20センチ級の攻撃力を持たせるために最上型が考案された。無条約時代になるとすぐ20センチ砲10門に改装された。最上はミッドウェー海戦で三隈と衝突、後部を大破したが修理を機会に、水上偵察機11機を積む航空巡洋艦として生まれ変わった。旧海軍で唯一隻の十機以上を搭載する空母巡洋艦だった。