タイマーとマルチプレクサ
タイマーは2つの電圧比較器とRSフリッププロップ、インバータ回路およびNPNトランジスタから構成されています。今、タイマーの2番、6番に接続されているキャパシターCの電位が0Vだったとします。すると、下側の電圧比較器がONとなり、フリップフロップは、セット状態つまり、Qバー出力はLowとなります。5進カウンタがカウント値0ならば、0出力(3番)がHiレベルとなり、ダイオードとポテンショメータそして抵抗Rを通してタイマーの2番、6番ピンに接続されているキャパシターCが充電されます。キャパシターCの電位が電源電圧の2/3を越えると、上側の電圧比較器がONとなり、フリップフロップはリセットされます。当然、下側の電圧比較器はOFFとなっています。Qバー出力はHiとなり、インバータの出力はHiからLowとなって、カウンタを1カウント進めます。カウント値は1となります。同時に、トランジスタがONとなり、今度はキャパシターCの電荷が抵抗Rを介して放電され始めます。キャパシターCの電位が電源電圧の1/3以下になると、ふたたび下側の電圧比較器がONとなり、始めに戻ります。このような動作がカウンタ値0から順に4まで繰り返し進み、カウンタ値が4から5になると、カウンタはリセットされ強制的に0に戻されます。以上の原理で、4チャンネル独立したポテンショメータを切り替えながら抵抗値に比例したパルス列を生成することができます。
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