工作教室

サーボICを利用した小型モーターコントロールアンプ

ラジコンのサーボモーター用に開発されたICを利用すると、非常に小型のアンプを作成することができます。ただ、もともとサーボに使用する目的で設計されていますから、IC単体では戦車のモーターを駆動するだけの電流は取り出せません。使用するモーターに合わせてドライブトランジスタかパワーMOSFETを外付けすれば、その問題も解決します。ここでは、JS−2専用に作成したアンプの作り方をご紹介します。JS−2は小型の6V用モーターを使用したので、ドライブトランジスタも小型の物で済みました。さらにハイパワーのモーターを使用するのであれば、ブリッジ回路を外付けしないと、十分な電流を取り出すことができないと思います。

左の写真は今回製作した小型モーターコントロールアンプの部品です。ICは三菱のM51660Lです。その他の部品はできるだけ小型のものを使用してください。

左の回路図は今回製作した小型モータコントロールアンプの回路図です。モーターは6V 100mAのマイクロモーターなどに対応しています。RE140などのマブチモーターは6V用に巻き直さなければ使用できません。M51660Lはプラスのパルスで使用するICです。

左の図は今回製作したプリント基板の拡大図です。部品取り付け側から見た図です。プリント基板作成の参考にしてください。

 

 

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