工作教室

4.戦車用2chモーターコントロール回路

RC戦車は、左右のキャタピラを2個のモーターでコントロールして前進-後進-左-右をコントロールするのが最も一般的です。田宮の1/16キングタイガーのようにRC専用に製品化されているものは、モーターは1個で、クラッチをサーボでコントロールして左右をコントロールできるようになっていますが、このメカニズムは今の所1/35戦車では製品化されていません。RC戦車の左右のモーターをコントロールするのに、サーボでスイッチをコントロールするものや、大胆なものでは、サーボを分解して中のアンプとモーターを利用してしまう方法も雑誌で紹介されています。今回、1/35スケールの戦車に搭載できるモーターコントロール回路を製作しましたので、ご紹介します。現在の所、この回路は、当ホームページで紹介している自作の受信機と組み合わせて使うことを前提に設計してありますので、このまま他のメーカーのプロポで使用できるかどうか確認されていません。各メーカーのプロポの信号はまちまちで標準化されていません。当ホームページで紹介している受信機のデコーダはHCMOSのICを利用していますから、パルスはHCMOSレベルで出力されています。また、今回製作した回路もHCMOS ICを使用しています。パルス幅はニュートラルで1.5ms程度になっています。なお、パルス幅はポテンショメータである程度調整できます。回路は工作教室のデジタルサーボの回路図の説明を参照してください。写真の回路は2ch分を1ボードにまとめてあります。

 

 

 

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