Try! DCC ギャップコントロールの限界 (2001/03/24)
駅モジュール部分を5番パックにて、簡易ギャップコントロールをしていたが,同じKATOでも189系のほうが,115系よりも遅く,通過待ち等を行うのが、大変で、今一不満だった。メーカーが違うと全然無理だった。
そこで、本格的なギャップコントロール制御の仕様を固めました。

タッチパネルPCのPCIバスに、C社の絶縁型DIOボードを使用する。
外部に作成するポイントコイルの駆動回路は、DIOのフォトカプラー出力にコンデンサ回路をポイント毎に別回路として並列に作成する。それにより、メンテナンスしやすくする。

さらに、故障対応の為に予備回路を1本用意して置いて配線換えで対応可能とする。

Myモジュール規格は、KATO124mm直線でモジュール間を接続する為にそのレールにギャップとフィーダー線を付けたレールを作成して置いて、エンドレスの要所に入れる。このギャップtoギャップを1区間とする。各区間には、電流が流れたらTTLレベルのbitがたつようにして、それをPCで監視し車両の位置を検出する。ソフトの設定によって個別運転方式とATC方式とを選択可能とする。すなわち、各パックの出力を列車を追尾して切り替えて行く方式と電圧レベルを変えて設定し供給パックを変える事で速度をコントロールする方式とする。

本当は、ノートPCにしたいんだけど、当時はカード型の物は、32回路TTL出力の物しかなく、断念せざる終えなかった。

これだけの回路を作ってやっと個別の運転が出来ます。
そして、ギャップを切った数のMAX1/2の編成数を同時運転可能となります。

電流検知回路の信頼性や、プログラムの検知周期の予測やタイミングを検討していたときに車両にデコーダーを付ける事さえ行えば、DCCならば、標準仕様で出来てしまう良い事を教えられました。
そればかりで無く、M車の特性の違いを多少補正が出来る事や、アナログ制御では不可能の同一区間での逆走行や、協調運転の為の接続や、切り離し等ギャップコントロールでは、かなり難しい事まで出来てしまう点や、
ポイントを切り替えるだけで好きな所に走って行けるので運転会では滅多に出来無い複線を使用した折返し運転が、苦も無く出来てしまう事等を熱心に説明されました。その上、家では単線の駅交換等を子供と出来る様になって、邪魔者扱いだった屋根裏部屋のレイアウトが認知して貰えたそうです。
そして、この頃からちょっぴりDCCに関心を持ち始めました。 





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