☆タクシーのお部屋   −LastUpdate:MAR/24/2006−

★土んちゃんが、どうして「タクシー運転手」になったのか?

  2003年3月末、高校を卒業してすぐに就職した電機製造メーカ「A社」を早期退職優遇制度
  の名のもと「リストラ」されました(-_-;)!。まあ21年間も勤めたのに会社とは冷たいものです。
  でも、この時は「歳もまた39歳、仕事はそこそこあるだろう!」と楽観視していました。

  また21年間も今まで働いたのだから、ここらで「少し休養しよう!」と考え、失業保険も出る事
  だし、のんびりしよう!という事で就職支援会社に行きつつ、日々のんびりしたり時々旅行など
  したりして過ごしていました。

  退職後、3ヶ月間くらいは本当に、のぉ〜んびり、毎日、うだうだ過ごしていました。そして、い
  ざ本気になって就職活動をしてみたものの、世間の雇用情勢は悪化の一途をたどり、ことご
  とく書類審査に落ち、面接までこぎ着けても落選し続け「このまま就職できないのでは?」と
  日を追うごとに不安感が募って行きました(-_-;)。

  失業保険の給付を受けられるのは8ヶ月間、約50社ほど応募しましたが面接までこぎ着け
  たのは、たったの5社、内定はひとつだけ通り、給料は安かったのですが、とにかく「仕事を
  しなければ!」という思いが強かったので、とりあえず11月からお世話になる事にしました。
  しかしこの会社は入社前の条件とは違い、営業とは名ばかりで仕事はすべて内務!。ほと
  んどが電話対応というひどいものでした。給料も生活出来る金額とはほど遠く、また所長との
  確執も酷く2週間で退職しました(-_-;)!。

  ハローワークや就職支援会社の求人情報も、なかなか良い案件が無いまま時間だけが過
  ぎていく!という悪循環(-_-;)。この時の精神状態って、本当に極限状態にあった!と言っ
  て良いでしょう。

  で、ある時、いつもの様に新聞の求人広告を見ていたら「タクシー運転手募集!」というもの
  ありました。それまではメーカなどの「営業職」、またはコンピュータの管理職などしか頭に無
  かったのですが、車の運転も好きだし、外に出て仕事をする事を希望していた私には、広告
  を見た瞬間、「これだ!」と思いタクシー運転手になるべく歩みだしたのでありました(^^)。


★「タクシー運転手」になるまでの道のり!

  タクシー運転手になるためには、まず「普通第二種運転免許」以上が必要です。ただ求人広
  告などには「会社に入社」すれば二種免許は会社で取らせてくれる「養成制度」というものが
  ある!と大抵の場合あるのですが、私の地元のタクシー会社では当時、養成制度では入社
  出来ませんでした。求人募集をみてすぐに電話したのですが「うちでは養成は今、やっていな
  いんですよ」との事で応募も出来なかったので、自分で取ろう!と考え、インターネットなどで
  いろいろ調べた結果「合宿教習所で取れる!」と解ったので早速、入校手続きをして9日間の
  合宿がスタートしました(^^)!。

  いよいよ教習所(^^)!。でも、今考えても結構厳しかったですよ(^^;!。実地乗車は1日2時間
  、後は5時間くらい学科教習でした。実地教習は構内と路上!。まあ運転には自信があった私
  でしたが、いろいろな癖?は、かなり突っ込まれました(-_-;)!。一番難しかったのは路上での
  停車だったかな?。目標物に対して左後ろのドアの所にぴったりと止める!。簡単そうなので
  すが、いろいろな条件の上で、いかに安全に停車するか?っていうのは考えている以上に難
  しいですよ(^^;!。でも一番厳しかったのはなんと言っても「卒業試験」でしょう!。普通一種の
  場合は減点方式で70点以上が合格!なのですが二種免許では80点以上が合格となってい
  ます。また一種免許と違い二種免許では一番軽微な1ミスが20点減点、、エンスト以外のミス
  は「ただちに検定中止!」という厳しいものです。現に教習ではどんなに上手くクリアしていても
  卒業検定でワンミスすれば卒業できず、ものすごく緊張しました(-_-;)!。

  で、一応、卒業試験も無事、終了(^^)。9日間の規定時間で卒業出来ました(^O^)/!。卒業証
  書を頂き、いよいよ適正および学科試験を受けに運転免許試験場へ!。でも神奈川県の学科
  試験ってひっかけ問題が多く、合格率は約50%程度(-_-;)。土日を挟んでいましたので猛勉強
  しました(^^;。問題は95問、90点以上で合格となります。私はちなみに96点でした(^^)v。
  適正試験は、視力、色覚、深視力とあり、視力は片眼で0.5以上、両眼で1.0以上(一種の場
  合は片眼0.3以上両眼0.7以上)、色覚は、まあ学生時代に誰でも経験があると思いますが、
  色の違う点々をみて数字を言ったり、色の違う所を指でなどったり!かな?。深視力とは二種免
  許だけなのですが、早い話「遠近感」のテストかな?。1メートル離れた所に3本の棒があって真
  ん中の棒だけが前後に動いていて左右の棒と同じ位置に来たらスイッチを押す!というものです。
  3回スイッチを押して、その平均が10ミリ以下であれば合格です。まあ普通の人であれば大抵、
  問題はないと思います。

  二種免許習得後、すぐに地元のタクシー会社「S社」に応募し、営業所面接、本社面接の後、健
  康診断をして採用となり、はれて「タクシー運転手」として採用されたのでありました(^O^)/!。

★タクシー会社に入社!、その後、研修!  

  まず入社してからですが、私の場合、タクシー未経験でしたので10日間の研修があります。これ
  は陸運局から定められたものなので「必須講習」という事になります。この講習を終了しないとタ
  クシー運転手は出来ません。実際には3日間、本社での講義でした。タクシーの運転、顧客との
  対応、メータや無線機器などの操作、運転記録日報の書き方などなど座学とメータのデモ機を使
  って行います。でも未経験から入ると覚える事が山積で3日間ではとても覚えきれるものでもあり
  ません。それでもなんとか座学はこなし4日目からは営業所に行って添乗教育!、といっても最初
  は助手席に乗って添乗して頂く先生が運転をして機器の操作を覚えたり、日常点検の方法や車の
  清掃の仕方、また無線地域の説明などなど、なかなか大変でした(-_-;)。6日目は新横浜に行って
  「初任適正試験」というものも受けます。まあ適正試験なので不合格!なんて事はないのですが、
  始めて、お客様を乗せて営業するのには必ず受けなくてはなりません。7日目から10日目までは
  再び営業所にいって添乗教育。10日目の最終日には、いよいよ本番添乗という事で先生を助手
  席に乗せて自分が運転する!という、まあ「独走までの見極め」って所ですかね!。これもまた、か
  なり緊張しましたね(^^;。先生が隣に乗っているという事で少しのミスでも起こられるのでは?とい
  う不安と緊張が常に葛藤していました(-_-;)。

  でも、この不安をよそに、無事、問題なく進み、添乗教育が終わり、いよいよ独走(一人で営業)と
  いう事になり、はれて「タクシー運転手」として一人立ちした!という事です(^_-)-☆。 



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