☆タクシーのお部屋   −LastUpdate:APR/06/2006−

★タクシー営業規則!

 ここでは「タクシー」が、いかに綿密な規則に則って「走っているのか?」を紹介したいと思います(^O^)/。

 ★営業区域について
  タクシーは、どこを走っても問題はないのですが、乗せて良いお客様、乗せられないお客様という「乗せ
  られる条件」があります。その一番基本になるのが営業区域です。

  私が運転している「営業区域」は「神奈川県県央地区」となっています。
  会社の営業所が神奈川県厚木市となるので自動的に「神奈川県県央区域」となります。
  皆さんが利用されている地元のタクシーでも、それそれの区域があります!。
  ちなみに神奈川県の場合、5つの営業区域があります。

  具体的に「神奈川県県央区域」は以下の通り!。

  神奈川県厚木市、相模原市、大和市、海老名市、綾瀬市、茅ヶ崎市、平塚市、伊勢原市、
  高座郡寒川町、中郡大磯町、愛甲郡愛川町

  です。

  この営業区域の中であれば、お客様を乗せてどこに行こうが問題はありません。
  例えば本厚木駅から平塚に行ったとします。平塚から本厚木に戻る時、手を挙げられて乗車
  申込があった場合、当然、実車します(^^)!。営業区域内であれば、駅付けしない限り問題は
  ありません(^^)v。

 ★営業区域外の場合!
  タクシーは前述した営業区域内であれば駅付け以外、何も問題はないのですが、以下の例題の
  様な場合、乗せる事が出来ません。

  例)本厚木から東京に行った。
    当然、帰りは「空車」で走る事になる訳ですが、この時、手を挙げられて「乗車申込」があった
    とします。この場合、乗せて良いのは「目的地が自分の営業区域の場合のみ!」です。
    東京を走っていて手を挙げられ目的地を確認した際「横浜まで」という場合は乗せて走る事は
    出来ません。この場合は「低調にお断り」する事になります。この条件で乗せて走ってしまった
    場合、「区域外営業」となり厳しい罰則があります。

  なので手を挙げてタクシーを止めようとしても「空車なのになんで止まってくれないの?」なんて経
  験された方はいらっしゃいませんか?。「なんで止まってくれないの?」っていう場合は大抵、止ま
  りたいけど区域外なので止まれない!という運転手心理があるのです。止まっていちいち目的地
  を確認するのも面倒くさい!という心理もあります(^^ゞ。

  ここで全国のタクシーの暗黙の了解事?なのですがスーパーサインを「空車」ではなく「回送」にし
  て走る事があります。本来、「回送板」は休憩や車庫に回送する以外の目的で表示してはいけな
  い事になっているのですが、営業区域外でお客様の目的地を確認するのが面倒で手を挙げられ
  ても乗せられないで通過したい場合には、暗黙の了解で「回送」にして走ります(^^;。

  当然ながら自分の営業区域に入れば「回送」を「空車」にしてお客様がいれば実車します(^^)v。

 ★乗車拒否?
  タクシーは公共の乗り物であり、基本的には乗車申込があった場合、拒否権はありません。
  といっても公共の乗り物ですので「この様な場合は乗せられない」という条件があります。もちろ
  ん前述した「営業区域外」は営業してはいけないので乗車拒否にはなりません。

  では乗せられない条件とは?。以下の通りです!。
  1.営業区域外から営業区域外のお客様
  2.片道50q以上の目的地で一般道路を強制された場合
  3.酷く泥酔しており目的地を告げられない場合
  4.外観で吐いた後やペンキ等で服装が汚れており乗車させた場合、車内が汚されると判断した
    場合
  5.灯油等の揮発油の持ち込みを強制された場合
  6.500グラム以上のマッチを持っている場合
  7.メータ料金の値切りを強制された場合
  8.持ち時間がなく車庫に回送している場合
  9.乗車定員以上の乗車申込の場合

  以上が「乗車拒否」にならない条件です。
  逆に言えば上記以外の理由で乗車申込を拒否した場合は「乗車拒否」になります。

  でも、この条件って、全ては運転手の判断できまるものでもあるし乗車申込があってもすぐに判断
  できない場合も多く、なかなか難しいものではありますね!。

 ★駅付けについて!
  タクシーが電車の駅のタクシー乗り場に付けられるには条件があります。むやみに所属以外の駅に
  付ける事は出来ません。駅付けの条件は以下の通り。

  「自分の会社の営業所がある市町村内にある駅!」のみ!という条件があります。
  例えば私が乗っているタクシー会社の営業所は神奈川県厚木市!。では神奈川県厚木市の電車の
  駅といえば「小田急線、本厚木駅」と「小田急線、愛甲石田駅」の2ヶ所です。まあ、地域や会社毎の
  ローカルルールもありますが、基本的には自分の所属している市町村内にある駅については入る事
  が出来ます。

  ローカルルールについては会社にや地域よって違います。
  例えば本厚木駅の場合、タクシー乗り場は「北口」、「南口」、「東口」の3ヶ所がありますが、北口につ
  いては台数制限がありコンピュータで管理され、どの会社は何台入れるという様なローカルルールがあ
  ります。南口や東口はフリーですので順番待ちをした通りに待ちます。会社によっては、この車は南口
  のみ!なんてルールもありますので、会社の方針にしたがって運転する事になります。

  また駅以外にも病院やホテルなどにもルールがある場合もあります。特に東京都内には、いろいろな
  ルールがある様です。本厚木の場合は1ヶ所だけルールが決まっている病院があります。

  この地域や駅付け、病院やホテル付け、会社毎のローカルルールは、もう丸暗記するしかないです(-_-;)。
  まあ仕事ですから仕方がないですけど・・・(-_-;)。

 ★所属駅以外の特例?
  前述の通り、所属の駅構内にはローカルルールさえ守れば問題なく駅構内にて待つ事が出来ます。
  では「営業区域内の所属駅以外」の駅について補足説明します。

  基本的には営業区域内なので営業する事も可能なのですが、駅構内に地元のタクシーが一台もいな
  いでお客様が並んでいる状態、いわゆる「着発(ちゃくはつ)」の場合のみ乗せる事が出来る!という、
  これも「暗黙の了解」です(^^ゞ。

  例えば、私が本厚木駅から海老名駅に行って空車になったとします。この時、海老名所属のタクシーが
  一台もなく、お客様が、ずらっと並んでいる状態であれば、海老名駅構内から実車します(^^)。ただし、こ
  こに一台でも地元のタクシーがいた場合は乗せる事は出来ません!。

 ★罰則規定について!
  前述しました「地域外営業」および「乗車拒否」については、とても厳しい罰則規定があります。
  具体的には以下の通り。

  1.乗務員証の1ヶ月間の停止処分
    当然の事ですが、乗務員証がなければタクシーとしての業務は出来ません。
    ほとんどの会社が、完全歩合制の給料体系ですから1ヶ月間、給料なし!となります。
  2.営業車両1台を90日間の停止処分
    これは違反したドライバーにではなく違反した「会社責任」という事です。具体的にはナンバープレート
    を90日間、取り上げられてしまいます。当然、会社としては大変痛手を被る事になります。1台ではなく
    仮に3台のナンバープレートを外した場合は30日間停止!という事になりますね!。3台、車が止まった
    場合、1台の1ヶ月の売上げを考えると平均100万円くらいは上がっていると思うので3台を1ヶ月止め
    られると会社としては300万円の売上げ減!となるのかな?。なので会社はドライバーに対して厳しく
    監視、監督している訳です!。

  ★終業時間
    隔勤務1出番では、出庫点呼から帰庫点呼までの間は最大21時間を越えてはな
     りません。

  ★月の累積乗務時間
    隔勤務の場合、1ヶ月の乗務時間は282時間と国土交通省で決められていのです。

  ★休憩時間
    隔勤務の場合、1業務2回、1回につき1時間以上1時間22分以内と決められています。

  ★1隔勤務の走行距離 
    隔勤務の場合、1勤務486q以内と決められています。

だいたいこんな所かな?。
みなさんも「こんな場合は?」なんて疑問がありましたらメールでも伝言板でもお知らせ下さい(^^)!。

都度、更新したいと思います(^O^)/。



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