記事タイトル:ペスケラで思うこと 


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お名前: Webマツザー   
松澤です。

「ペスケラで思うこと」

今回、ペスケラをお買いあげいただいたお客様、本当におめでとうございます。
スペインのペトリュスといわれ、入手困難なワインの一つだったペスケラです。
 
(こう書くと入手困難ではない、売っているところがあると誤解する方もある
 でしょうが、お金さえ出せば何でも買えるのです。ドメーヌから直接買えない
 つまり安く買う事が出来ないワインを入手困難なワインと呼んでいます。
 例えばドミニクローラン シャルムシャンベルタンをプリムールで買えれば
 67ドル、転売1回で買えれば100ドル、でも現在日本では安くても2万円
 前後しています。つまり日本への割り当ては無いと言う意味)

このペスケラも前は、扱っていたインポーターがあったと記憶しているのですが、
しばらくあの値段で売れる仕入れはなかったと思います。
今回はアーネスト シンガー氏の(ロバートパーカーのボルドー日本語版の監修者)
ミレジム社がアメリカ人でスペインワインのインポーターとペトリュスのムエックス社の
協力により入荷できたものです。
ワインの生産者(オープンマーケットのボルドーは除く)は人間関係に非常に重きを置き
気に入られないと分けてもらえないというのが現状です。
年に何回も訪ねていったり、買う方が接待をするという具合です。
日本に呼ぶならファーストクラスで一流ホテル。機嫌を損ねたら、即取引中止。
こんなに苦労しても、僅か12本のみの入荷なんてワインも結構多い、もっとも生産量
600本程度では致し方ないのかもしれません。

これほど貴重なワインが在庫してありますので、大切に飲んであげてください。
[1999年4月23日 15時3分41秒]

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