「女達磨」 サイズ高さ3,3縦2,5横2,4 ishii |
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「布袋と唐子」 象牙彫 銘「秀正」 サイズ高さ4.13cm 布袋が 鬼の面をかざして 唐子をからかっている様子です。 「秀正」上田令吉著 根付の研究によると「木刻、牙刻をなす巧なり 中期はじめの人なり」 白竜 |
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「布袋と唐子」 象牙彫 無銘 サイズ高さ4.38cm 前回の「秀正」銘の根付と同じような意匠の根付です。鬼の面の代わりに 三番叟の 人形らしい物を持っています。 白竜 |
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「鬼やらい」 象牙彫 サイズ2.7×2.5×2.0p 節分を意味する「鬼やらい」という意匠の根付です。節分の豆に追われた鬼が 豆の升に 隠れている図です。背中や升には 緑と橙色の豆が乗っています。 緑は象牙に着色で橙色はサンゴで作られています。象牙は珍しいかと思われます。 musasi |
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「鍾馗と鬼」 黄楊彫 サイズ30mm×30mm 高さ35mm 古い根付にようで 鍾馗様の顔は手ずれで一部彫りが浅くなっている部分もあります。 鍾馗様が 自分の笠で鬼を取り押さえている場面が彫られています。 鬼を押さえ込む左腕、剣を持つ右手が力強く表されています。 musasi |
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「三権図」 象牙彫 銘「如藻」 サイズ 高さ3.27cm 幅3.58cm
藻スクールの祖、宮崎如藻の作で三権図ではないでしょうか?
藻己、玉藻、その他の弟子達とは又違う、どことなく江戸の匂いの残る根付です。
白竜
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材質:象牙・サイズ:高4.3×幅2.7×奥1.8センチ・銘:友次。 銘・意匠から推測すると友親のスクールかと思われます。 女性の帯・頭の手ぬぐいの模様(兎と桜の花びら)などとてもよく彫れています。 紐穴は小さく、臼にある銘の横から臼上部の(女性の左手付近)洗濯物の所に 抜けているという洒落た空け方です。穴の大きさから考えて、恐らく印籠に付けていた物のようです。 netsuke-kenshi |
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「壇渓渡河」 素材:象牙 銘「舟月」サイズ高さ:4.0 長さ:4.5 幅:2.0 三国志の一場面 魏の曹操と対立する劉備は荊州で蔡iに命を狙われ あわやのところで逃れ、 愛馬的廬に打ちまたがり逃走します。 そして壇渓と呼ばれる激流の絶え間なく流れる渓谷に愛馬的廬とともに飛び込み難を逃れました。 笛吹童子 |
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「樊會」 象牙彫 サイズ4cm×2cm 高さ4.5cm 「項羽と劉邦」の「鴻門の会」一場面 樊會は主君劉邦が刺客に狙われているのを聞きつけ 戸を壊し その戸板を小脇に抱えた図 小脇に抱えているのは盾だそうです。m(_”_)m 紐穴も使用痕があり実用根付と思われます。 musasi |
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舌切り雀 素材:象牙 銘:友親 サイズ:高さ2.0 幅2.0 長さ2.5 素晴しく繊細でまるでおとぎ話しのとおりです。蛇だけでも13匹も彫っています。 笛吹童子 |
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「恵比寿様」 銘:東玉斎 サイズ:8mmx10mmx5mm 今話題の正直の脹ら雀との、大きさの比較です。ミクロの世界に息ずくさまざまな貌、 さまざまな生命、根付のテーマは実に多種多彩に及ぶこの根付恵比寿様は何に提げられていたのでしょう。 笛吹童子 |
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「樊會」:柘植彫 銘:秀正 サイズ:2cmx3cmx4cm
漢高祖の家臣のひとり皇帝の暗殺計画を聞いた樊會は、皇帝を助けるために宮殿に駆けつけ、まさに皇帝が
陰謀者と饗宴を楽しんでいる部屋に体当たりで突っ込んでいつたと言われている。
この根付の樊會は盾を腕の下に抱えている。 世に根付狂あり。根付を追い求め、労をいとわず、
財をおしまず、狂い猿に似る。・・???
笛吹童子 |
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「東方朔仙人」 象牙彫 高さ6.5cm 仙桃と籠を持っています。伝説の桃園で 仙桃を盗んで食べて 不死身になったと言われています。 背中に大小の紐穴があり すれによる いい味が出ています。 musasi |
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「蜆子和尚」象牙 サイズ 4cmx2cmx1cm 無銘
旅の苦行僧で、その正体は海老といわれていた。自分で捕まえた海老を日々の糧としていた。
笛吹童子 |
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春駒(首馬) : 無銘 : 象牙 : サイズ:60mmx30mmx30mm
春駒で戯れている図の上品な根付です。
春駒は遊びとはいえ、幼い男子にとっては、武芸の稽古と言う側面もあった。 okeyaさんの、根付掌のハードボイルドワンダーランドのなか、スマイルとよく似ています。
笛吹童子 |
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「被り物をした女性」黄楊木刻 彩色:銘:周山(長町):5cmx2cmx2cm 沢山残っている、周山の根付です。周山独特の多色使いの色、
朱、茶、緑、黄土、黒、白等の色が、時代を経て良い味わいを出しています。 笛吹童子 |
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眠り猩々です。 代表的な二態を対で飾ると風景になり、艶やかな酒宴を思わせます。左;守一 右;忠利 水辺に棲む赤髪の妖獣で無類の酒好きとされ、能の題材としても広く知られ、尾張在住の 多くの根付師がこのポーズの猩々(腕枕で座る、頭に手を当て横たわるの二態)を制作しており腕を競っています。 作者「守一」横4.4cmx高2.6cmx幅2.4cmについては上田令吉著作「根付の研究」に「主として木刻をなす、天保頃の人なり」とあります。 作者「忠利」横2.5cmx高3.4cmx幅2.6cmについては上田令吉著作「根付の研究」に「名古屋の人にして有名なる彫刻家なり、人物、鳥、獣、魚介、面等を作り巧なり」とあります。 渉 |
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「雷神」:4cmx3cmx3.5:柘植彫り:黒檀の象嵌 銘:一斎
雷神が大音響を立てるため毎年太鼓の張替え、太鼓鋲を打っているところです。
眼と太鼓鋲は黒檀で象嵌をしています。
笛吹童子 |
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「南蛮人」 材質:鹿角 サイズH 3.6p×W
3p 驚いたような表情の顔が面白いのですが、根付なのか印章なのか、 それとも糸印なのか。色々と考えさせられる根付?です。 とら太 極初期の根付としてokeya様のHP「掌のハードボイルドワンダーランド」でこのタイプの根付が紹介されています。 「本文」〜「第一章・源流をさぐる」〜「糸印」 渉 |
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提物をした大島田の女:柘植に、象牙、蝶貝の象嵌:銘:東民:サイズ:6cm:2.5cm:2cm
着物は柘植、顔は象牙足袋も象牙、紐穴も象牙、着物の柄は蝶貝印籠の根付も蝶貝です。
笛吹童子 |