坊主と木魚:木に彩色:4.5x3.5x3cm
御勤めの途中に蚊にでも刺されたのか左手でぴしゃり、痛、顔が余りにもリヤルに出来ています。
こんな根付は初めてです。 この根付は、H16年12月サンメッセ高松大骨董祭にてゲットした物です。 笛吹童子 |
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「鬼やらい」 黄楊彫 サイズ高さ29mm 1995年発行の荒川浩和編「根付たくみとしゃれ」のP33にあるものです。 裏面に 短冊名が剥がれたような跡があります。残念! いつも仏様に踏みつけられている鬼が 豆まきの豆に追われて 踏み台に入り込んで 隠れているという洒落らしいです。 ヤッチャン |
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「鐘馗の鬼遣」 象牙彫 銘「正久斎」 サイズ 高さ4.38cm 幅3.41cm 鐘馗が豆を撒き鬼が怯えてそそくさと逃げ惑うさまが面白い図です。 立春の節分に魔除けの為に鰯(いわし)の頭を、柊(ひいらぎ)の小枝に刺して 戸口に挿す風習を鬼が鰯の頭を持って表してる様です。 白竜 |
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「猿曳」 象牙彫 サイズ61mm おなじみ 猿回しの意匠です。 優しそうな飼い主と 信頼しきって抱きついている猿が上手く表現されています。 猿回しの意匠は けっこう見ますが 江戸時代は 多かったのでしょうか? musasi |
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「からくり三番叟」 サイズ20mm×20mm 高さ45mm 素材は 顔が象牙 烏帽子がタガヤサン 身体がセイウチ からくり根付で 舌を出すように作られています。着物の松や鶴など 繊細に 彫られていて 片足立ちするバランスの良さもあります。 明治あたりの作でしょうか。 musasi |
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粋人 銘 一光 象牙 サイズ 4.5x2.5x2
花見帰りの侍が、桜の枝に瓢箪、三千世界のカラスを殺し主と朝寝がしてみたい、
なんて都々逸なんかうなってますかね? 梅は咲いたか桜はまだかいな、根付の研究では、木刻を主とし牙刻をも作る、
鮮麗なる作品なり、二光の師にして中期の人なり (彫銘、 一光)。とありますが実に鮮麗なる作品です。
笛吹童子桜の枝に瓢箪、実に細かく羽折の柄も鮮麗に彫られています、粋ですね。 |
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「鬼やらい」 黄楊彫 サイズ3.2cm×2.2cm 今回は黄楊の「鬼やらい」です。鬼の筋肉など力強い彫りは見られますが ヤッチャンの作品に比べると 箱の角がたち 時代は下がるような気がします。 musasi |
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中国童子 銘:正一:サイズ:3x4.5x2 材質:象牙 童二人が向かい合って遊んでいます、どんな意匠か解りませんが衝立に雲、梅の樹でしょうか、 丁寧な彫をしています。 二人の童の着ている衣装に何か意味が有りそうです。 笛吹童子 |
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「関羽」 鹿角 サイズ40mm×20mm 高さ55mm 三国志 蜀の武将 関羽雲長。顎髭をしごきながら 青龍偃月刀を持ち 油断無く 睨みを利かせている様が表されています。 鹿角特有の鬆の処理がうまく よくわかりません。 musasi |
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「春画根付」 象牙彫 サイズ25mm×22mm 高さ57mm 於福が 松茸と瓢箪を提げている図です。春画根付によく登場する「於福」は 天の岩戸のを開くために エロチックな踊りをし神々を笑わせた「天宇津女命」が 前身であるとの説もありました。 musasi |
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老子(卒塔婆):黄楊:無銘:3.5x3.5
『人間は生まれながらにして善人である』と説いた聖人老子である。
水牛の見事な隆々とした筋肉、人物と動物を合わせた難しい構図、
根付としての制約を活かしてのデザイン。 水牛に乗って西の方散関を出ようとしたと言い伝えを表したものである。
笛吹童子 |
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「南洋の卵売り」 黄楊彫 サイズ25×20mm 高さ57mm ヤボテンさんのより サイズが少し小さいようですが 同じ形です。 売り物の卵を日に透かして 鮮度でもわかるのでしょうか? 説明がなかったら なんの意匠かわかりませんでした。 卵は たぶん水牛の角を象眼していると思われます。 musasi |
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先だって金太郎の話が出ましたが、遅ればせながら、お送りしてして見ます。 母は強しと言うところでしょうか。 金太郎、山姥の髪や熊には細かな毛彫りがして有ります。 山姥は面彫りで、上から見ますと、怒り顔。下から見ますと、笑い顔になります。 材質象牙、大きさは縦2.7cm横3.4cm高さ3.5cmです。 ishii |
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「眠り猩々」 黄楊彫 銘「正女」 サイズ 33mm×33mm おなじみ坐位型「眠り猩々」です。まったく 根付として 理にかなった形で 握りしめても心地いい感じです。お友達の勧めで 根付制作の真似事をするようになり わかるのですが この髪の毛の線、着物の模様の線・・・驚くばかりです。 お気に入りがまた 増えました。 musasi |
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猿曳き:銘:象谷:黄楊に漆:サイズ:5cm x 3.5cm x2.5cm 地元讃岐高松藩お抱え玉楮象谷の根付、時代ずれがひどくつるつるになっていますが、 象谷彫刻及び彩漆のよさは見て取れます。 猿曳の一服図はよくある題材ですが、細部まで丁寧に仕上げてあります。 此れほどまで使い込んだら根付も本望でしょう。 笛吹童子 |
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鶏合わせ:木:無銘:サイズ:4x4x3.5
木の種類は解りませんが中々使込んだ味が出ています。
鶏の毛彫りは良く出来ていますが木が少し柔らかいようです。 懐玉斎の鶏合わせは底面に紐通しがありますが此方のは背面にあります。 いつも懐玉斎と比較をしています。
笛吹童子 |
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「福禄寿」 象牙彫 サイズ22×15mm 高さ65mm 瓢箪を杖にぶらさげた福禄寿の図です。 紐穴は 着物の袖から お尻にぬけています。 musasi |