『宇治人形 茶摘娘 蓑笠(雨中)』 茶木彩色 2.9x2.9x3.3 
牛加(二代目)楽之軒 共箱付
茶摘娘の雨中です、共箱に入れたまま保存していたらしく状態良好。

「曲芸師」 黄楊彫 縦、横4cm。高さ3,2cm
曲芸師、軽業師とでもいうのでしょうか。唐子の衣裳を着た人物が
アクロバットを演じています。ボタンは海松象眼のようです。
ishii
「鍾馗」銘 忠親 木製(黄楊) 3×3.5

鬼退治の前に刀を研いでいる鍾馗様です。

柏台77
雷電 銘 如柳
大変丁寧に仕上げられた作品です。雷電の腰にぶら下げている
瓢箪から雲が流れ出る様子など、見事に表現されています。眼
は金で象嵌されていて、如柳の作品の中でも力作ではないかと
思っています。根付収集第一号ですが、今でも大のお気に入りです。
亀吉
「南洋の玉子売り」 銘「江山」



超過労仙人
    能の演目で天竺の山中に住む一角仙人は、龍神と争って彼らを岩屋に閉じこめてしまい、
そのため雨が降らなくなった。帝王は美しい施陀夫人をさしむける。
その色香にひかれ 仙人の神通力は失せ、岩屋をやぶって現れた龍神が大雨を降らせた。
一角仙人が施陀夫人を背負って行く場面です。
musasi
   「瓢箪から駒」 象牙彫 銘「光仙」
張果老仙人がいつものように瓢箪から馬をだそうとしますが出てきません。仙人は自分も瓢箪の中に入って探しに行きます。すると 瓢箪を破って馬が飛び出しました。というパルディーです。
musasi
   「山伏と法螺貝」 銘「正峰」 象牙彫 サイズ長さ4.1cm。幅2.8cm。高さ2.8cm。
象牙に2人の冠は象嵌。貝の中は、やや赤味を付けて有ります。この正峰は達筆で彫りも良く 
貝の中の色も最高です。根付は刀と違って  1人に沢山の銘が有るので非常に困ります。
ishii
    「迫蔵主」 象牙彫 サイズ25mm×20mm 高さ75mm  狂言の演目で「釣り狐」から
一族をことごとく釣り絶やされてしまった老狐、猟師の伯父の迫蔵主(はくぞうず)に化け、
殺生を止めるように意見しに行きます。びくびくしながら出掛けた狐ですが、
狐の執心の恐ろしさを物語り、うまく甥を説得し、狐を釣る罠を捨てさせることに成功しました。
喜び勇んで帰途についた狐はしかし、その途中、もうないはずの罠を見つけ、驚きます。
罠がどんな風に若狐たちを捕まえたかを見ようとした狐は、餌の若鼠の油揚げの匂いに心を
ときめかせます。罠を見つけた瞬間、あるいは 餌に興味を惹かれる瞬間の表情でしょうか。
musasi
   「心を磨く」 象牙彫 銘「友次」サイズ39.6mm×25.6mm高さ39
判じ物根付の一つで 若者が何か磨いている。裏を見ると「心」
を磨いているのがわかる。友親の弟子の友次の作品
着物のがらや 帯の貝の口まで 緻密に描かれている。
musasi
    「鳥の足を持つ老人」と紹介されている作品のコピーか?
目の眼1994年6月号の72ページ 陶器根付アシュケン・コレクション
東京学芸大収蔵品にも同様の作品があり
顔の造作は結構いけてます(笑)
足が無いのは量産のため?
陶器製、高さ5.5cm、彩色なし、
平戸焼、白磁との触れ込み
柏台77
   「眠り猩々」 黄楊彫 銘「忠利」 サイズ46.8mm×26.3mm 高さ30mm
忠利の眠り猩々です。猩々の定番ですが 流れるような髪の線、着物の模様
帯の線 さすがです。これで 正女の眠り猩々と猩々二態がそろいました。
musasi
   「寒山」 象牙彫 銘「吉一」 サイズ51mm×36mm 高さ26mm
寒山 唐代の僧で 笑顔で巻物を広げている姿であらわされる。
 また ホウキを持った拾得と二人セットで描かれることが多く 
寒山拾得としょうされる。
黄楊マニアさんのコレクションにも同様の根付があり 
推測 吉長の弟子筋であろうとのこと。
musasi
   「美人根付」 象牙彫 銘「民谷」 サイズH 3.1p×W 3.5p
根付の題材は多様で語り尽くせないものがありますが 
今回は浮世絵美人のような美人根付です。煙筒を片手につかの間の
休息の様子を巧みに凝縮しています。
Tubaki
    「水遊び」 象牙彫 銘「宝a」 サイズ40mm×33mm
二人の唐子が水遊びをしています。
水の中に手を入れてる表現の根付は珍しいです。
涼しいそうでしょ。
サボテン