おまけ●マルヤマのインチキレシピ
3割カオチー・パテーの作り方
ナニが3割なのか? というと、本物のうまさの3割程度は再現できたのではないか、という事である。これを試されて「なーんだ、カオチー・パテーなんて大したことないじゃん」と思われては困る。「これが10割になったらどんなうまさなのだろう」と、ラオスに食べに行かれる方が1人でも増えることを希望するものである。
<材料>
- フランスパン(30cmぐらいのもの)
- マヨネーズ
- レバーペースト
- キュウリ(斜め薄切り)
- 大根と人参の甘酢漬け(大根と人参を長めの千切りにし、ナンプラー・砂糖・酢・水同量づつを混ぜたものに1晩ぐらい漬ける)
- 焼豚(薄切り)
- 万能ネギ(2本、パンの長さに切る)
- チリソース(甘めのやつ)
- シーズニングソース
<作り方>
- フランスパンをオーブン等でちょっと温め、横っ腹にナイフでザクザク切れ目を入れる。切れ目をバリッと開き、それぞれの断面を軽く手で押しつぶし平らにして、上の断面にマヨネーズを、下の断面にレバーペーストをまんべんなく塗る。
- レバーペーストの上にキュウリを敷きつめ、さらに水気をよく切った大根と人参、焼豚をたっぷりのせる。
- 万能ネギ2本をそれぞれ逆向きにして(パンの両端に根っこが来るように)のせ、チリソース少々を全体にたらし、シーズニングソース少々をピャッピャと振ってパンの口をギュッと閉める。
- 半分にザクザク切って、ペプシと共に食す。
- 持ち歩く時はワラバン紙でくるんで輪ゴムでとめると気分が出る。
<続々寄せられた反響の一部を御紹介>
「いんや〜。激ウマっすよ!!マジでベトナムのバインミーを超えてます。」(東京都・Nじ氏)
「あと3つは軽く入りますね。」(東京都・Nじ氏)
にせスィンチュン(ラオス風シャブシャブ)の作り方
あくまでもニセモノである。これを試されて「なーんだ、ラオシャブなんて大したことないじゃん」と思われては困る。「これが本物だったらどんなうまさなのだろう」と、ラオスに食べに行かれる方が1人でも増えることを希望するものである。
<材料>
- 牛肉薄切り
- 野菜(サラダ菜、ミント、15cmぐらいに切った万能ネギ、モヤシ、縦半分にして斜め薄切りにしたキュウリ、スターフルーツの輪切り等)
- ライスペーパー
- そうめん
- たれ
・甜麺醤
・砂糖
・チリソース
・タオチオ(なければ味噌)
・スープ
- すりつぶしたピーナッツ
- スープまたは湯
<作り方>
- ライスペーパーはさっと水にくぐらせて硬めに戻し、重ねて4つに切る。そうめんは普通にゆでて水洗いする。
- 野菜は適当に皿に盛っておく。
- たれの材料をよーく混ぜてピーナッツをザバッとかける。
- スープまたは湯をぐらぐら沸かし、肉をしゃぶしゃぶする。
- ライスペーパーに野菜、そうめん、しゃぶしゃぶした肉を好きなように巻き、たれをつけて食べる。
<注>
この料理で一番肝心なのはたれの味であるが、帰国後だいぶ経ってから再現したので記憶が薄れており、かなり違うものになってしまった。正しいレシピを御存知の方は是非御教示頂きたい。
<続々寄せられた反響の一部を御紹介>
「いんや〜。超ウマっすよ!!タイシャブなんて目じゃないですよ。食べたことないけど。」(東京都・Nじ氏)
「あと3皿は軽く入りますね。」(東京都・Nじ氏)
1割ネームの作り方
ナニが1割なのか? というと、想像はつくと思うので以下省略するが、是非とも薄暮のメコン川のほとりでビアラオを飲みながら本物を食べて頂きたいものである。
<材料>
- 炊いたゴハン
- 具
・ソーセージ(粗みじん切り)
・エシャロット(薄切り)
・万能ネギ(小口切り)
・パクチー(みじん切り)
・バイ・マックルー(みじん切り)
・ピーナッツ(粗く刻む)
・ナンプラー
・塩、コショウ
- 衣
・薄力粉
・卵
・ココナッツミルク
・水
- 調味料
・ナンプラー
・グラニュー糖
・レモン汁
- 野菜(サニーレタス、サラダ菜、ミント、あればバナナのつぼみ、ラオスドクダミ等好きな草)
- 揚げ油
<作り方>
- ゴハンに具を入れてよく混ぜ、直径5cmぐらいにギュッと丸める。
- 衣の材料をよく混ぜる。
- 1. のダンゴに2. の衣を薄くつけて中温の油で色付くまで揚げる。
- 揚がったダンゴを細かくほぐし、調味料を混ぜ、野菜で巻いて食べる。
- 2. の衣が余ったらちょっと砂糖を入れてぶつ切りのバナナにつけて揚げるとまたうまい。
《参考文献:梁超華「アジアエスニック料理」(柴田書店,1992)》
<続々寄せられた反響の一部を御紹介>
「いんや〜。ウマウマっすよ!!感動して涙がでます。」(東京都・Nじ氏)
「あと3人前は軽く入りますね。」(東京都・Nじ氏)
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