はるしお型 | ||||
基準排水量:2450t(あさしお:2500t) | 全長:77m(あさしお:78m) | 全幅:10.0m | 深さ:10.5m | 吃水:7.7m |
主機:ディーゼル2基/主電動機1基:ディーゼル・エレクトリック:1軸、あさしお:スターリングエンジン | ||||
出力:水上:3400馬力/水中:7200馬力 | 速力:水中20kt/水上12kt | 乗員:75(あさしお:71名)名 | ||
兵装:533ミリ魚雷発射管6門(ハープーンUSMを発射可能) | ||||
解説:ゆうしお型に続く涙滴型潜水艦である。このタイプには初めからTASS(曳航用ソナー)、艦首部には逆探用ソナーが装備されており、これと艦首部のソナーを組み合わせたソナーシステムを形成している。 自己雑音の低減にも留意されており、機器の防振には二重構造を用い、推進器も、七翼のスキュー付きになっている。 最終艦であるあさしおは、艦首ソナーの音響窓を鋼製からラバー製に変更した点に代表される装備の性能向上や、シュノーケル装置の遠隔操作を初めとする自動化・省力化を行い、乗員が71名に減少し、基準排水量が50t増加した。 なお、あさしおは平成12年度に練習潜水艦となり、乗員訓練並びに各種新装備のテストベッドとなり、現在はAIP用装備の試験として胴体中央部を切断した後にコックムス社製のスターリングエンジンを納めたブロックを挿入しての試験を行っている。 |
艦番号 | 艦名 | 進水 | 竣工 | 建造所 | 備考 |
SS-583 | はるしお | H1.7.26 | H2.11.30 | 三菱神戸 | H21.3.30 除籍 |
SS-584 | なつしお | H2.3.20 | H3.3.20 | 川崎神戸 | |
TSS-3606 | はやしお | H3.1.17 | H4.3.25 | 三菱神戸 |
H20.3.7 練習潜水艦に種別変更 元SS-585 |
SS-586 | あらしお | H4.3.17 | H5.3.17 | 川崎神戸 | |
SS-587 | わかしお | H5.1.22 | H6.3.1 | 三菱神戸 | |
SS-588 | ふゆしお | H6.2.16 | H7.3.7 | 川崎神戸 | |
TSS-3601 | あさしお | H7.7.12 | H9.3.12 | 三菱神戸 |
H12.3.9 練習潜水艦に種別変更 元SS-589 |