はつしま型
基準排水量:440t(あわしま以降:490t)全長:55m(あわしま以降:58m)全幅:9.4m深さ:4.2m吃水:2.4m(おおしま〜ひこしま:2.5m、あわしま以降2.9m)
主機:ディーゼル2基、2軸出力:1440馬力速力:14kt
兵装:20ミリ多銃身機銃1基、掃海/掃討具一式
(にいじま、やくしまは20ミリ多銃身機銃1基、遠隔操縦式掃海具操縦装置一式)
乗員:45名
解説:4次防タイプの中型掃海艇である。有線誘導式の機雷処分具S−4を搭載、これによって機雷処分の迅速化、安全化がなされた。
なお、あわしま以降は居住環境を改善するために、船体が3mほど延長され、排水量も50t増加して大型化している。

なお、7、8番艇の「にいじま」「やくしま」は、掃海具をおろし、艦橋内に遠隔操縦式掃海具操縦装置のコンソールを設置し、掃海管制艇に種別変更された。
任務は、遠隔操作可能な自航式掃海具を用いた浅海面における掃海である。
 自航式掃海具(通称SAM−1)はスウェーデン製で、自重26t、全長18m、幅6.1m、吃水1.6m、ディーゼル1機1軸、速力8ノットで、磁気、音響掃海具を装備する。


MCL−722 にいじま
艦番号艦名進水竣工建造所備考
YAS-98はつしまS53.10.31S54.3.30日立神奈川 H7.3.10 特務船に区分変更
元MSC-649
H13.7.13 除籍
YAS-100にのしまS54.8.7S54.12.19日立神奈川 H8.3.1 特務船に区分変更
元MSC-650
YAS-101みやじまS54.9.18S55.1.29鋼管鶴見 H8.3.1 特務船に区分変更
元MSC-651
MSC-652えのしまS55.7.26S55.1.29鋼管鶴見H8.12.6 除籍
MSC-653うきしまS55.7.11S55.12.25日立神奈川H9.3.12 除籍
MSC-654おおしまS56.6.17S56.11.26日立神奈川H10.3.23 除籍
MCL-722にいじまS56.6.2S56.11.26鋼管鶴見 H10.3.23 掃海管制艇に種別変更
元MSC-655
H14.3.4 除籍
MCL-723やくしまS57.6.22S57.12.17鋼管鶴見 H11.5.13 掃海管制艇に種別変更
元MSC-656
H16.2.16 除籍
MSC-657なるしまS57.6.2S57.12.17日立神奈川H11.6.25 除籍
MSC-658ちちじまS58.7.13S58.12.16日立神奈川H12.3.13 除籍
MSC-659とりしまS58.6.23S58.12.16鋼管鶴見H12.12.1 除籍
MCL-724ははじまS59.6.27S59.12.18鋼管鶴見 H14.3.4 掃海管制艇に種別変更
元MSC-660
H18.2.8 除籍
MSC-661たかしまS59.6.18S59.12.18日立神奈川H13.6.4 除籍
MSC-662ぬわじまS60.6.5S60.12.12日立神奈川H14.5.29 除籍
MSC-663えたじまS60.6.17S60.12.12鋼管鶴見H14.5.29 除籍
MCL-725かみしまS61.6.20S61.12.16鋼管鶴見 H16.2.16 掃海管制艇に種別変更
元MSC-664
H21.12.17 除籍
MSC-665ひめしまS61.6.10S61.12.16日立神奈川H16.11.26 除籍
MCL-726おぎしまS62.6.10S62.12.19日立神奈川H18.2.8 掃海管制艇に種別変更
MSC-667もろしまS62.6.11S62.12.19鋼管鶴見H17.2.9 除籍
MSC-668ゆりしまS63.5.13S63.12.15鋼管鶴見H19.2.23 除籍
MSC-669ひこしまS63.6.2S63.12.15日立神奈川H20.3.11 除籍
MSC-670あわしまH1.6.6H1.12.13日立神奈川H21.3.6 除籍
MCL-727さくしまH1.6.2H1.12.13鋼管鶴見 H21.12.17 掃海管制艇に種別変更
元MSC-671


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