しらね型 | ||||
基準排水量:5200t | 全長:159m | 全幅:17.5m | 深さ:11.0m | 吃水:5.3m(くらま:5.5m) |
主機:蒸気タービン2基、2軸 | 出力:70000馬力 | 速力:32kt(くらま:31kt) | ||
航空機:SH−60J対潜ヘリコプター3機 | 乗員:350名(くらま360名) | |||
兵装:54口径127ミリ単装速射砲1基、20ミリCIWS2基、シー・スパロー短SAM8連装発射機1基、アスロックSUM8連装発射装置1基、3連装短魚雷発射管2基 | ||||
解説:はるな型の拡大改良版であるヘリコプター護衛艦である。 ヘリコプター格納庫上にシー・スパローSAMを装備し、各種ウェポン・システムをデジタル・コンピューターで統括した初のシステム艦である。 シー・スパロー搭載艦としてはこのクラスのみがアスロック発射機を流用した発射機を使用し、イルミネーターもオランダのシグナール社製であるWM−25を採用している。 また、護衛艦として20mmCIWS、シースパロー短SAMシステムを搭載したのは本クラスが最初である。 なお、シースパロー用のイルミネーターは国産のFCS−2に、発射機もほかの護衛艦と同様の発射機に換装(これらは退役した「たかつき」型)された。 |
艦番号 | 艦名 | 進水 | 竣工 | 建造所 |
DDH-143 | しらね | S53.9.18 | S55.3.17 | 石播東京 |
DDH-144 | くらま | S54.9.20 | S56.3.27 | 石播東京 |