たちかぜ型
基準排水量:3850t(さわかぜ:3950t)全長:143m全幅:14.3m深さ:9.0m吃水:4.6m
主機:蒸気タービン2基、2軸出力:60000馬力速力:32kt
航空機:なし  乗員:250名(さわかぜ:255名)
兵装:Mk13スタンダードSAM単装発射機1基(さわかぜはハープーンの発射も可能)、54口径127ミリ単装速射砲2基(たちかぜは1基)、20ミリCIWS2基、アスロックSUM8連装発射機1基、3連装短魚雷発射管2基
解説:あまつかぜの後継艦として建造された第2世代のミサイル護衛艦で、たかつき型に3次元レーダー並びにスタンダード対空ミサイル関連機器を搭載したとでもいうべきデザインである。
なお、最終艦のさわかぜは、建造に4年のブランクがあったことにより装備も新型のものになり、射撃指揮装置が2型に変更されているほか、Mk13発射機からのハープーンSSMの発射能力も付与されたMod4になり(従来はMod3)、アスロック発射機も弾庫からの装填方式がマラーを介した人力装填から、機力による直接装填になった。

なお、たちかぜは護衛艦隊旗艦となり、それによって後部127ミリ砲を撤去してそこに司令部設備を設けてある。


DDG−169 あさかぜ
写真提供 大和氏
艦番号艦名進水竣工建造所備考
DDG-168たちかぜS49.12.17S51.3.26三菱長崎 H10.7.10
護衛艦隊旗艦への改造工事完了
H19.1.15 除籍
DDG-169あさかぜS52.10.15S54.3.27三菱長崎H20.3.12 除籍
DDG-170さわかぜS56.6.4S58.3.30三菱長崎 H19.3.15
誤解艦隊旗艦への改造工事完了


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