あまつかぜ
基準排水量:3050t全長:131m全幅:13.4m深さ:8.55m喫水:4.1m
主機:蒸気タービン2基、4軸馬力:60000馬力速力:33kt
航空機:なし乗員:284名
兵装:76ミリ50口径連装速射砲2基、短魚雷落射機2基(後に3連装短魚雷発射管に換装)、タータSAM単装発射機(後にスタンダード単装発射機に換装)、アスロックSUM8連装発射機1基(後日装備)
解説:海上自衛隊初の対空ミサイル搭載艦として設計された本艦は「あきづき」型をタイプシップとして建造されることとなったが、艦型の大型化とそれに伴う建造予算の増加により砲こう兵装や対潜兵装のグレードダウンや後日装備を行うこととなった。
就役後は計画通りにアスロックの搭載や3次元レーダー、射撃指揮装置、電子戦装置の換装などを行って性能を向上させていった。中でも対空ミサイルのタータをスタンダードに換装した際、限定的ながらもスタンダードを利用した対艦ミサイル運用能力を得ることになった。
公称速力33ノットは自衛艦の中では最速の韋駄天艦でもあった。
また、艦尾に搭載艇揚収のクレーンを有し、艦内に格納する設備を有する唯一の艦でもある。
なお、除籍後は若狭湾沖にて実艦的となり海没処分に処せられている。


艦番号艦名進水竣工建造所備考
DDG-163あまつかぜS38.9.19S40.3.17石播東京H7.11.29 除籍

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