はやせ | ||||
基準排水量:2000t | 全長:99m | 全幅:14.5m | 深さ:8.4m | 吃水:4.2m |
主機:ディーゼル4基2軸 | 出力:6400馬力 | 速力:18kt | ||
兵装:76ミリ50口径単装速射砲1基、20ミリ機関砲2基、3連操短魚雷発射管2基、訓練用機雷搭載装置一式 | 乗員:70名 | |||
解説:「はやとも」の代艦として建造された本艦は建造費節減のために商船構造が取られた。 掃海艇に対する支援機能としては燃料、真水の他ケーブルやフロートなどを搭載し、水中処分員用に水中処分具や潜水病治療のための再圧タンクやなども搭載されている。 後甲板上は飛行甲板となっていて、掃海ヘリ(V−107)への支援を行うことができたが、V−107から大型のMH−53に機種変更になると、MH−53は大型のために着艦することができずに給油作業はホバリングで行わざるをえなくなってしまった。 艦の後部には機雷敷設装置を持つが「そうや」とは異なり、基本的に人力による投下で艦尾艦内に設けられた5条の投下軌条から敷設を行う。 なお、搭載している76ミリ連装速射砲は「わかば」からの流用品である。 その後、特務艦に種別変更され、第2潜水隊郡直轄艦となっている。 現在の主な任務は、潜水艦の支援任務である。もともと掃海艇を支援するための艦艇だっただけに、物資の搭載能力には不自由せず、また、潜水艦救難任務においては、再圧タンクを用いた潜水病患者の治療を行う。 |
艦番号 | 艦名 | 進水 | 就役 | 建造所 | 備考 |
MST-462 | はやせ | S46.6.21 | S46.11.6 | 石播東京 |
H10.3.10 特務艦に種別変更 (ASU-7020) H14.12.11 除籍 |