いかづち型
基準排水量:1070t全長:88m全幅:8.7m深さ:5.45m吃水:3.1m
主機:ディーゼル2基、2軸馬力:12000馬力速力:26kt
航空機:なし乗員:153名(いなづま:162名)
兵装:3インチ50口径単装砲2基、40ミリ連装機銃2基(後日1基撤去)、固定式ヘッジホッグ1基、爆雷投射機8機、爆雷投下軌条2基
解説:戦後初のDE型護衛艦(当時は警備艦)である。
主機は「あけぼの」の蒸気タービンとの比較のためにディーゼル主機とされた。
設計時には振動対策に悩まされたが、それも解決されて完成した本型は「あけぼの」にくらべて航続距離が長く、主機が比較的小型になるために「あけぼの」で問題となった居住面積も改善された。
これらの利点からこれ以後のDE型護衛艦はディーゼル主機が主力を占めることとなった。
昭和35年6月4日、津軽海峡での夜間対潜訓練において本艦は「あけぼの」と衝突し、艦橋を含む上構が大破した。


艦番号艦名進水竣工建造所備考
DE-202いかづちS30.9.6S31.5.29川崎神戸S51.3.31 保管船に種別変更
DE-203いなづまS30.8.4S31.3.5三井玉野S52.3.15 保管船に種別変更

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