いすず型 | ||||
基準排水量:1490t | 全長:94m | 全幅:10.4m | 深さ:7.0m | 吃水:3.5m |
主機:ディーゼル4基(もがみはディーゼル2基)、2軸 | 馬力:16000馬力 | 速力:25kt | ||
航空機:なし | 乗員:183名 | |||
兵装:3インチ50口径連装速射砲1基、53センチ4連装魚雷発射管1基(種別変更時に撤去)、爆雷投射機1基、爆雷投下軌条1基 (いすず、もがみ):対潜ロケット発射機1基(後日ボフォース4連装対潜ロケット弾発射機1基に換装)、短魚雷落射機2基(後日3連装短魚雷発射管2基に換装) (きたかみ、おおい):ボフォース4連装対潜ロケット発射機1基、3連装短魚雷発射管2基 |
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解説:本型は護衛艦として初めて遮浪甲板型を採用した。 また、機関部は試験的要素が強く「もがみ」は大出力ディーゼル2基で、その他の艦はディーゼル4基で、一軸あたり2基を流体継手で繋いで使用するマルチプル方式を採用した。 居住面積が「いかづち」型に比べて大幅に増加し、居住区全般に自衛艦としては初めて冷房も導入されたために居住性が大幅に向上した。 兵装は前型艦とくらべて余り変化はなかったが、対潜ロケット発射機を装備するなど対潜能力を向上させている。 「もがみ」は練習艦への種別変更時にVDSと長魚雷発射管を撤去し、魚雷発射管跡に実習員講堂を設けた。 |
艦番号 | 艦名 | 進水 | 竣工 | 建造所 | 備考 |
DE-211 | いすず | S36.1.17 | S36.7.29 | 三井玉野 |
S63.4.8 特務艦に種別変更 (ASU-7015) H4.3.25 除籍 |
DE-212 | もがみ | S36.3.7 | S36.10.28 | 三菱長崎 |
S62.7.1 練習艦に種別変更 (TV-3505) H3.6.20 除籍 |
DE-213 | きたかみ | S38.6.21 | S39.2.27 | 石播東京 |
H2.1.31 特務艦に種別変更 (ASU-7016) H5.11.16 除籍 |
DE-214 | おおい | S38.6.15 | S39.1.22 | 飯野舞鶴 |
H2.1.31 特務艦に種別変更 (ASU-7017) H5.2.5 除籍 |