たかみ型
基準排水量:380t全長:52m全幅:8.8m深さ:4.0m喫水:2.4m
主機:ディーゼル2機、2軸出力:1440馬力速力:14kt
兵装:20ミリ単装機銃1基(後日20ミリ多銃身機銃1基に換装)、隔操縦式掃海具操縦装置一式乗員:38名
解説:3次防で建造が始められた本型は機雷掃討能力も持つようになり、そのために水中処分員が採用され、そのためのゴムボートが装備された。また、弾性継手や防振ゴム等を採用することで振動、騒音の低減を行っていたり、艇内電気系も交流系に変更された。
その後に建造する艇はいろいろと改修がくわえられ、、CPP(可変ピッチプロペラ)、居住区への冷房、掃海発電機の交流化等が導入された。
なお、「ふくえ」と「うとね」は掃海母艇に種別変更された。(「ふくえ」は「うとね」の代艦)
その後、「ふくえ」は掃海管制艇へと種別変更を行っている。
任務は、遠隔操作可能な自航式掃海具を用いた浅海面における掃海である。


艦番号艦名進水竣工建造所備考
MSC-630たかみS44.9.25S44.12.15日立神奈川 S58.3.27 特務船に種別変更
(YAS-82)
H4.3.12 除籍
MSC-631いおうS44.8.12S45.1.22鋼管鶴見 S58.3.27 特務船に種別変更
(YAS-83)
H4.11.24 除籍
MSC-632みやけS45.6.3S45.11.19鋼管鶴見 S61.12.16 特務船に種別変更
(YAS-84)
H5.11.9 除籍
MSC-633うとねS45.4.6S45.9.30日立神奈川 S61.12.16 掃海母艇に種別変更
(MST-475)
H5.2.9 除籍
MSC-634あわじS45.12.11S46.3.29日立神奈川 S62.3.24 特務船に種別変更
(YAS-85)
H5.3.25 除籍
MSC-635とうしS45.12.12S46.3.18鋼管鶴見 S62.3.24 特務船に種別変更
(YAS-86)
H5.2.9 除籍
MSC-636てうりS46.10.19S47.3.14鋼管鶴見 S63.3.23 特務船に種別変更
(YAS-87)
H7.3.10 除籍
MSC-637むろつS46.12.16S47.3.30日立神奈川 S63.3.23 特務船に種別変更
(YAS-88)
H7.3.30 除籍
MSC-638たしろS48.4.2S48.7.30日立神奈川 H1.11.29 特務船に種別変更
(YAS-89)
H8.3.1 除籍
MSC-639みやとS48.4.3S48.8.24鋼管鶴見 H1.11.29 特務船に種別変更
(YAS-90)
H8.3.1 除籍
MSC-640たかねS49.3.8S49.8.28鋼管鶴見 H2.11.28 特務船に種別変更
(YAS-91)
H9.2.21 除籍
MSC-641むづきS49.4.5S49.8.28日立神奈川 H2.11.28 特務船に種別変更
(YAS-92)
H9.2.27 除籍
MSC-642よこせS50.7.21S50.12.15日立神奈川 H2.3.12 特務船に種別変更
(YAS-93)
H10.5.29 除籍
MSC-643さかてS50.8.5S50.12.15鋼管鶴見 H4.3.12 特務船に種別変更
(YAS-94)
H10.5.18 除籍
MSC-644おうみS51.5.28S51.11.18日立神奈川 H5.3.12 特務船に種別変更
(YAS-95)
H11.3.5 除籍
MSC-645ふくえS51.7.12S51.11.18鋼管鶴見 H5.3.12 掃海母艇に種別変更
(MST-476)
H10.3.23 掃海管制艇に種別変更
(MCL-721)
H11.5.13 除籍
MSC-646おきつS52.3.4S52.9.20日立神奈川 H5.11.9 特務船に種別変更
(YAS-96)
H12.3.21 除籍
MSC-647はしらS52.11.8S53.3.28鋼管鶴見 H7.3.30 特務船に種別変更
(YAS-99)
H9.3.31 除籍
MSC-648いわいS52.11.24S53.3.28日立神奈川 H6.5.9 特務船に種別変更
(YAS-97)
H9.3.31 除籍


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