たかつき型
基準排水量:3250t(もちづき以降:3100t)全長:136m全幅:13.4m深さ:8.7m吃水:4.5m(もちづき以降:4.4m)
主機:蒸気タービン2基、2軸出力:60000馬力速力:31kt(もちづき以降:32kt)
航空機:DASH対潜無人ヘリコプター(後日撤去)乗員:260名(もちづき以降:270名)
兵装:54口径127ミリ単装速射砲1基(もちづき以降2基)、20ミリCIWS1基(きくづきのみ)、ハープーンSSM4連装発射筒2基(たかつき、きくづき)、シー・スパロー短SAM8連装発射機1基(たかつき、きくづき)、アスロックSUM8連装発射装置1基、ボフォース4連装対潜ロケット発射機1基、3連装短魚雷発射管2基
解説:昭和38年〜41年度計画で建造された汎用護衛艦である。当時はアスロック、ボフォース、ダッシュなどの最新の対潜兵器を装備していた。
しかし、時代の流れと共に対空、対艦能力が重視されるようになり、たかつきときくづきには対空、対艦能力の向上、艦齢の延長を含むFRAM工事が施された。このときの改装内容は後部127ミリ単装砲の撤去、シー・スパロー短SAMシステム、ハープーンSSMの導入、20mmCIWSの装備、システム艦への改装である。
これによってはつゆき型に哨戒ヘリを搭載しないのと同程度の能力を得たが、むらさめ型の護衛艦隊への就役により、現在は護衛隊群から地方隊へと移籍している。
しかし、FRAM工事が見送られたあとの艦は、もちづきが特務艦に種別変更され、ながつきは除籍された。

特務艦となったもちづきは監視業務や訓練の支援を主な任務とする。


DD−165 きくづき
写真提供 大和氏
艦番号艦名進水竣工建造所備考
DD-164たかつきS41.1.7S42.3.15石播東京 S60.10.31 FRAM工事完工
H14.8.16 除籍
DD-165きくづきS42.3.25S43.3.27三菱長崎 S61.12.26 FRAM工事完工
H15.11.6 除籍
ASU-7019もちづきS43.3.15S44.3.25石播東京 H7.4.1 特務艦に種別変更
元DD-166
H11.3.19 除籍
DD-167ながつきS44.3.19S45.2.12三菱長崎H8.4.1 除籍


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