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茨城のぽん酒

関東圏のお酒って
中部地区にはなかなか出回らないんですよね
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 <蔵別ぽん酒リスト>
郷の誉(須藤本家)
    
  かるがも農法で酒米を栽培していることで有名。

    ・花薫光 純米大吟醸、山桜桃(ゆすら) あらばしり
府中誉(府中誉)
    
    ・渡舟
        
<郷の誉(須藤本家)>

 山桜桃(ゆすら) 純米吟醸 あらばしり 生々 (74点)
飲んだ月:05年05月
   
 3年ぶりの、山桜桃(ゆすら)。 前回と同じく、「あらばしり」である。
このお酒、関東の蔵元の銘柄なのだが、初めて出会ったのは四国旅行の時、という
変な出会い方をしている銘柄である。

そのせいか、酒屋で見かけると当時をなつかしみ手が出る。

今回もつい手が出てしまった。(うまいからでもあるが)

りんごジュースにも 金色の透きとおった上品なやつと、白濁した野性味あふれるやつが
あると思うが、この酒は後者に近く、フレッシュな香りと米の旨みを 「ぎゅっ」 と押し込めた
味わいがある。

適度な酸味がそのぎゅっと詰まった濃さとバランスし、爽やかに感じさせることに成功している。


ただここの酒は、つまみと合わせるのが難しいのが難点。
こいつもどちらかというと、あられ・チーズぐらいが無難でしょう。


甘み3、酸味4、苦み4、旨み4、薫り4、コスト5
DATA: 720ml \2,250
 山桜桃(ゆすら) 純米吟醸 あらばしり 生々 (75点)
飲んだ月:02年02月
   
 10年弱ぶりの、山桜桃(ゆすら)の「あらばしり」である。
「生々」ということで、まったく火入れしていないので、早めに飲まなくちゃぁいけねぇのだ

通常、日本酒は、搾った直後と出荷前に 2回「火入れ」と呼ばれる処理がある。 この処理で、酵母の働きを止め、発酵が進み過ぎるのを防ぐのだ。 そして、その2回とも行わないのが、通称(?) 生々 と呼ばれる。
また、「あらばしり」 とは、酒を搾るときに一番最初に出てきたもの。 「一番搾り」とちょっと似てるかな! そのため、すこし雑さがあるが、フレッシュで大胆な味が楽しめる。


うんちくは、この辺りにしておいて、味はといえば

春らしい酒ですね。フレッシュさがここちよく、口の中に広がります。ほのかに果実系の香りが広がる。花薫光は、飲むのに緊張してしまうが、山桜桃は、きどらなくてOK! やわらかすぎず、かたすぎず、辛すぎず、甘すぎず、絶妙なバランスだと思います。

 ただ、今回失敗したのは、よく振らずに1升瓶から 3本の4合瓶に移してしまったのだ。 3本の味の違うこと! 最後に、移した1本にすべての滓(おり)が入ってしまい、辛口になってしまった。 ははは・・・


甘み3、酸味4、苦み2、旨み3、薫り4、コスト5
DATA: 1800ml \3,900
 花薫光 純米大吟醸 (65点)
飲んだ月:99年08月
   
 このお酒を5〜6年前に、初めて飲んだときの衝撃は忘れられない。なんて薫りなんだ、これが日本酒?
今回飲んだときも、相変わらずのラ・フランスを思わせる薫りと蔵内酵母の独特の味わい。

 すばらしいお酒だと思う。 が、こいつなかなか料理に合わせにくいのだ。
こいつには、つまみは要らないのかも・・・
ジャイアント・コーンやピスタチオナッツなどがあわせやすいと思う。
また、人によって好みが極端に別れてしまうお酒でもある。

 いわゆる日本酒好きと呼ばれる人たちには、あまり好まれていないような気がする。
点数が悪いのは、味というより価格が高いからです。

この蔵の酒では、山桜桃(ゆすら)ぐらいがお手ごろ。春先なら山桜桃の「あらばしり」も入手可能。

甘み4、酸味2、苦み3、旨み4、薫り5+、コスト2
DATA: 720ml \5,850 山田錦、精米歩合 23%、日本酒度 +5
<府中誉(府中誉)>

 渡舟 大吟醸 (87点)
飲んだ月:04年01月
   
 久しぶりの(私の中での)大ヒット銘柄である。 畠中喜一郎以来かな・・・

この府中誉は、実は、初体験である。
で、少し調べてみた、まず地域。 
府中誉のある茨城県石岡の辺りは、「関東灘」と呼ばれるほど水に恵まれた土地で、酒造りが盛んな土地である。

銘柄名の「渡舟」は、お米の品種名で あの「山田錦」の親品種で、酒造り専用のお米として珍重されていた。
病害虫に弱い、台風に弱いなどの理由で現在は、あまり栽培されていない。
この「渡舟」を復活させ、農家と直接栽培契約を結び全量買い取り、醸している。

以上  うんちくでした。

 気になるお味は、
まず、瓶を開けたときに青りんごを思わせるさっぱりとした吟醸香が漂う。
むふふ・・思わず笑みがこぼれる。
口に含む。 甘すぎず、辛すぎず、適度な濃さで料理にもあわせやすい。
のどを通った後も口の中に甘い余韻が残る。 広がりのある味である。

味の濃い料理を避ければ、何でもいけるでしょう。 
ピカタ、キッシュなど卵、バター、クリーム系にもいけます。


甘み4、酸味4、苦み2、旨み4、薫り5、コスト5
DATA: 720ml \3,750 原料米:渡舟、精米歩合:40%、日本酒度:+4.0、酸度:1.4cc、アミノ酸度:1.0cc