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石川のぽん酒

旨口のぽん酒ぞろいの石川県です。 戻る

 <蔵別ぽん酒リスト>
菊姫(菊姫)
手取川(吉田酒造店)
天狗舞(車多酒造)
益荒男(鹿野酒造)

<菊姫(菊姫)>

 菊姫 山廃純米生原酒 無ろ過 K-7 (80点)
飲んだ月:11年01月
   
今回も 『山廃 』 にチャレンジ

今までも山廃をそれなりにたしなんできたつもりであったが
こいつは、その中でも一番山廃らしい銘柄だと思う。

酸味が非常に効いていて、5段階評価であるが 「6」 にしたいぐらいだ。
旨みが乗っていて、辛口のお酒ではなくラベルに書いてある通り 「濃醇旨口」 なのだ。

旨みのある酸味のきいたお酒ということで、魚介系の料理に合わせやすいのかなと
思う。 ブイヤベースとかしょっつる鍋なんかいいかもね。
シャブリのように牡蠣に合わせてもグーな気がする・・・

あっという間に一升瓶が空に・・・、できれば燗にもしたかったのになぁ


甘み4、酸味6、苦み4、旨み5、薫り3、コスト5 
DATA: 1800ml \3,500 原料米:兵庫県吉川町(特A地区)産 山田錦100%使用
                  精米歩合:70% 、アルコール度:19%
 菊姫 鶴乃里 山廃純米限定酒 (79点)
飲んだ月:05年10月
   
ほぼ、1年ぶりの「菊姫」です。

この銘柄で、さらに 『菊姫=山廃 』 のイメージが
固まりました。
(私の頭の中だけですが・・・)

酸味が非常に効いているが、濃口で旨みが乗っているせいか
バランスがが良い。

いや〜 まいった。
年に1〜2回、 「こっ!これはうまい!」 と、思える銘柄に出会うのですが
こいつもそのひとつです。

特に、お袋の味のような和食に相性抜群ですね。
さばの味噌煮などと どうぞ!


また、こいつは、『白山菊酒』 です。

なんだぁそりゃ、聞いた事ねえなぁと思われた方もいるかと思いますが、
今年(2005/10)から始まった、日本酒の特定産地ブランド第一弾!だそうです。

ここで問題です。
バーボン、スコッチとは何でしょう? どういったものをバーボンと言うんでしょう?
では、シャンパンは? カルバドスは?

そうなんですね。みな地名がキーワードなんです。
いくらおいしいスパークリングワインでも、シャンパーニュ地方で造ってない限りは
シャンパンと呼んではいけない。
ジャックダニエルは、バーボンと同じ原料・蒸留法で造られるのですが、
ケンタッキー州ではなく、 テネシー州産というだけでバーボンと名乗ることは許されません。

今まで、日本酒は、北海道から沖縄どころか アメリカで造っても、韓国で造っても
「同じ」 日本酒という括りしかありませんでした。(純米とか吟醸とかはあるけど・・・・)

そこで、石川県ではそういった産地呼称をめざして(政府の後押しもあって)
今回、「白山菊酒」という産地ブランドを立ち上げました。

こいつの瓶ラベルには、「白山菊酒」のマークが、誇らしげに貼ってありました。


甘み3、酸味5、苦み3、旨み5、薫り3、コスト5 
DATA: 720ml \2,500ぐらい 原料米:兵庫県吉川町(特A地区)産 AAA山田錦100%使用
                  精米歩合:65% 、アルコール度:16%〜17%
 菊姫 山廃純米(限定 干支ラベル 申) (73点)
飲んだ月:04年12月
   
本サイト初登場の「菊姫」です。

 ひねくれ者の私は、なんとなく 「メジャー」 を避けてしまう傾向にあり、
あまり購入意欲を駆り立てられなかった銘柄のひとつです。
(日経新聞などに広告を載せている時点で、避けてしまう(笑))

 こいつは、毎年干支のラベルを貼って出荷している一品で、
この干支の版画は、菊姫の社長の作品らしいです。(多才やね)

  で、味のほうは、酸味が かなり強く感じられます。
淡麗辛口の吟醸酒しか飲んだことのない方には、「こんな酒もあるんだ」 と感動するか、
「こんな味の酒は、ちょっと・・・」 と思うかのどちらかですね。(あたりまえか・・・)

「山廃」 らしく、しっかりしているが、65%まで磨いているおかげで柔らかな感じもする。
(純米臭さは、あまり感じない。)

料理と一緒に楽しむお酒ですね。
私は、ほとんど 「冷や」 でしか飲まないので、燗をつけるとどうなるのかコメントできませんが
「ぬる燗」で楽しんでも良いかと(無責任に)思っております。

上品な「おでん」といっしょにどうぞ。


甘み3、酸味5、苦み3、旨み4、薫り3、コスト4 
DATA: 720ml \2,000ぐらい
 
<手取川(吉田酒造店)>

 吟醸生酒 あらばしり おりがらみ 手取川 (78点)
飲んだ月:10年07月
   
 ちょくちょく飲んでいたはずなのに、今回書こうとしたらこの銘柄の欄がない!

飲んだお酒の記録を欠かさず残そうと 始めたこのコーナー 、抜け抜けなのだ。
ということで、初登場のインプレッション。

最近よく目にする発泡性のポン酒
こいつもその一味だ。

栓を抜く(キャップを回す)と、ぷシュッと空気の抜ける音とともに
甘い酸味の少ない果実の香り(メロン系)が漂う。
思わず笑みがこぼれる。

グラスに注ぎ、やさしい芳香を楽しみつつ口に含む。
アルコール度数が若干高め(16度)のせいか
香りから想像していた淡麗の味とは異なり、濃厚な味わいだ。
(あらばしりのせいなのかな・・・)

炭酸は、思ったより強烈ではなく、微炭酸で
濃厚な味わいをうまく緩和している。
また、アル添(醸造用アルコールを添加)しているのも
この濃いめの味を調整しているためと思われる。

最近の日本酒は、洋食をかなり意識していると思われ
こいつも絶対洋食!
なのだ。

今夜は、イワシのパン粉焼き香草風味であったが
香草に負けないボディをしていました。(なんだかワインっぽい表現になってしまいました。)

クリーム系の料理のほうがさらにこいつには合わせやすいと
思われます。そういう意味では、暖房の良く効いた冬に、クリーム系のあったか料理と
合わせると面白いんじゃぁなかろうか・・・

今はくそ暑い夏。 冬に見かけたら再チャレンジしてみたい。
(あらばしりを2次発酵のために熟成しているので、冬までおいとけないと思うけど)

あとひとつ、この味が千円台で飲めるのは、非常にありがたいことです。


甘み4、酸味2、苦み2、旨み2、薫り4、コスト5 
DATA: 500ml \1,300 


<天狗舞(車多酒造)>

 中三郎 大吟醸 生酒 (85点)
飲んだ月:05年09月
   
 前回、ちょくちょく飲むから許してね! と、書いてからはや4年・・・

やっぱりあてにならなかった・・・

今回は、この蔵では初めて飲む銘柄 「中三郎」 である。
杜氏の名を冠した銘柄は、その蔵の中で特別な銘柄であることが多い。

なんたって、自分の名前をつけるからには、最高のものを!
と思うのは、当たり前。
また、こだわりの杜氏なら一般受けしなくてもいい!
これが俺の作りたい酒だ!
なんて、世に問うた作品になっているかもしれない。


で、こいつはというと、
天狗舞らしく、濃厚でまったりとした酒質
なのに雑味のない、きれいな後味。
ワンランク上の味が楽しめました。

ここの蔵の酒質は、チーズがよく合うような気がする。
カマンベールチーズなんてどうだろう。
(日本のあっさりしたチーズより、フランスなどの少し癖のあるやつがいいかも)

甘み4、酸味4、苦み4、旨み4、薫り4、コスト3 
DATA: 720ml \5,000 


 天狗舞 山廃吟醸 (72点)
飲んだ月:01年07月
   
 すごく久しぶりの天狗舞です。
ちょくちょく飲んでいる気持ちになっていたんですけど、このコーナーでは初登場になります。
ということは、2〜3年は飲んでいない計算になる。確かに、保存してあるラベルは平成7年などというものがあるのみ

天狗舞どのすまぬ、すまぬ これからは、ちょくちょく飲むから許してね(あてにならないが・・・)

 で、味のほうはといえば 山廃らしく、どしんとした旨口の深い味わい。煮付けに合うのでは。
吟醸香もほのかに漂い、「俺は、山廃だが 純米酒ではない 吟醸酒だあ!」と主張している。

チーズもいいかも


甘み4、酸味4、苦み4、旨み4、薫り3、コスト3 
DATA: 720ml \2,500ぐらい 

<益荒男(鹿野酒造)>

 益荒男(ますらお) 大吟醸 斗びん囲い (80点)
飲んだ月:01年12月
   
 うまい!
これは、どれだけでも飲める。同じお酒を続けて飲むと、口の中に「飽き」が来るのだが、このお酒は体が、「もっとくれ」と欲する。しかも、なんだか酔いが回ってこない。不思議だ・・・

 私の性格上、同じ銘柄を続けて買おうとは、思わないのだが、この酒は、「もう一回買ってこようかな」と思わせるものがある。

まず、栓を開けると 「ほわっ」 とさりげなく、吟醸香がただよう。まろやかな濃口で旨みたっぷりなのに、後味のきれがすっきりしているせいで、いくらでも飲めてしまう。欲を言えば、もう少し、きりっとしたところが欲しいかな、とも思うけど、これは、「斗びん取り」の宿命なのかな・・・

 ともかくも、もう一度買って 飲もっと!

甘み4、酸味4、苦み3、旨み5、薫り5、コスト4 
DATA: 1800ml \8,000 杜氏:農口高彦