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静岡のぽん酒

隣の県である静岡なのに
不思議と名古屋周辺ではあまり見かけないんです。
酒屋さんがんばって仕入れてね!
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 <蔵別ぽん酒リスト>
開運(土井酒造場)
志太泉(志太泉酒造)
正雪(神沢川酒造)
    ・正雪 大吟醸 酒樽直詰
初亀(初亀酒造)
    ・初亀 吟醸
花の舞(花の舞酒造)
    ・花の舞 純米吟醸
<開運(土井酒造場)>

 波瀬正吉 大吟醸 (70点)
飲んだ月:01年03月
   
 昨年の鑑評会で評判だった蔵。 これは、一度飲んでおかねば ということで購入。

 辛い!この酒を飲んだときの第一声である。そして、余韻がそこはかとなく甘い。
この前飲んだ黒龍石田屋と似ているが、辛くてひたすら澄んでいた石田屋との違いは、この最後の甘い余韻かな。
この杜氏さんは、能登流との事だが、石田屋を醸した人もそうなのかな・・・(知っている方教えてください。)

 ただいまのつまみは、貝しぐれ。これが、相性バツグン!どんどん、酒がすすんでしまうのだ。
この酒には、濃い口のつまみがGoodです。
この貝しぐれは、妻が会社の上司にバレンタインのお返し(つまり、ホワイトデーですね)にもらったもの、上司曰く 「クッキーよりいいでしょ!?」、ホワイトデーにつまみをもらう人は、なかなかいまい
 

甘み3、酸味4、苦み4、旨み3、薫り4、コスト3 
DATA: 720ml \4,500 日本酒度:+9

<志太泉(志太泉酒造)>

 志太泉 純米吟醸 焼津山田錦 (70点)
飲んだ月:14年04月
   

 飲食店でさんざん酔っぱらったあとに 「もう一本!」 と頼んだお酒だったので
あやしい酒評ですが、いっちゃいましょう。

 初めての銘柄である。 
ラベルに焼津の文字があったので、てっきり焼津市の蔵元かと思って 飲んでいました。 
実は、 蔵元ではなく焼津産のお米を使っている銘柄でした。

この蔵元は、焼津市の山側に隣接する藤枝市にあるのですが、
焼津のイメージで飲んでいたので、 「やっぱ漁港の酒は辛口やな〜っ!」 なんて
知った風な事を思っていた自分が恥ずかしい・・・

 吟醸香がやさしく、ほんのりと香ります。 
含むと、すっと喉を過ぎてゆくのですが、最後にきりっとした余韻が残ります。
焼津のイメージが残っているせいかもしれませんが
鯛のあら煮とか金目鯛の煮つけみたいな、淡白な魚の煮物が合う気がします。


甘み3、酸味4、苦み3、旨み4、薫り3、コスト? 
DATA: 1800ml \3,000(たぶん) 日本酒度:+6、酸度:1.1、静岡県焼津産山田錦

<正雪(神沢川酒造)>

 正雪 大吟醸 無量寿 (70点)
飲んだ月:10年08月
   
 まず、これだけの高精米(35%)の大吟醸酒がこの値段で手に入ることが驚きである。
というか、大吟醸だと思わずに購入したため、ラベルを見て驚いたのだ。
最近は、1,000〜2,000円のお酒を好んで購入しているため、
あまり深く考えず、晩酌のお供にと購入したのだ。
また、この蔵のお酒を飲むのが10年ぶりということにも驚いている。

 一口飲む、夏にふさわしい爽酒である。
果実っぽい香りと切れのある味で、きっちりと冷やして飲むお酒と感じた。
ただ、味に膨らみはなく、後味に少しひっかかるものがあり、
それが高級感を損なっている部分なのかなとも思った。
素人考えで申し訳ないのだが、この味の原因はアルコール添加をしていることが
何か関係しているのかなと察する。

 正直インパクトがないので、「ハレ」の日に飲もうと思うお酒ではない。
ただし、この値段でこの味を出していることには感心するばかりである。
蔵元の努力に敬意を表したい。(上から目線ですいません)

夏のさっぱりした日常的な料理に合わせやすいと思う。
たとえば、冷麦なんかと合わせてもよいんじゃないでしょうか?
かつおだしのがっつり効かせたつゆに、ミョウガをどばっとかけてどうぞ!

甘み3、酸味3、苦み2、旨み2、薫り4、コスト3 
DATA: 720ml \1,337 使用米:山田錦(酒母米、?米)、吟ぎんが(掛米) 
      精米歩合:35%(酒母米、?米)、50%(掛米)、 杜氏:山影純悦


 正雪 大吟醸 酒樽直詰 (75点)
飲んだ月:99年12月
   
 量り売りで購入したお酒。その場で冷酒サーバーから1升瓶に詰めてくれた。爽酒。
さわやかな香りがまずここちよい。さらりとして喉越しがよく、すっとキレていく。
淡麗というほどではないが、飲みやすいのでついつい飲みすぎてしまうお酒です。

友人宅へお邪魔したときにも1本持参したんですが、好評でした。
普段、日本酒になじみのない方にも飲みやすい銘柄です。

甘み3、酸味4、苦み2、旨み3、薫り4、コスト4 
DATA: 1800ml \3,500 使用米:山田錦(兵庫産) 精米歩合:40%

<初亀(初亀酒造)>

 初亀 荒ばしり 本醸造 生酒 (うすにごり)  (71点)
飲んだ月:14年01月
   

 なんと、15年ぶりに本ページに登場の亀さんです。

お正月らしい銘柄を、ということで、こいつにしました。
(というか、日本酒の銘柄名はどれもめでたい名前ですけどね・・)

最近は、意識して純米酒を選ぶことが多いのですが
すんごく久しぶりにアルコール添加してあるお酒を購入しました。
寒くなってきたので、冷えた北側の部屋の片隅に保管すれば問題ないと思い、
1升瓶で購入。

これを小分けにして4合瓶に移しながら、飲んでいるわけですが
ここで大問題が!!   やってしまった!

こいつは、少し滓がある薄濁りのお酒なんですが、
これを混ぜずに上澄みだけ先に4合瓶に移してしまったのだ。
なので、このコメントは上半分の上澄みのものになっており、
本来の味と少しずれているかもしれないです。ご承知置きを、、

それではコメントにいってみよう。
荒ばしりらしく、
すこし角のとがった味でいながら、かつフルーティな味わいが 楽しめます。
加えてコメの旨みも余韻として残ります。 うまい! この値段でこの味すばらしい。
荒ばしりらしくフレッシュな味なので、上品なうすくち料理より味のついた料理に合わせやすいと思う。
酸味もしっかりあり、喉越しもよいので白ワインと同じような感覚でいけます。

アメリケーヌソースのパスタとか、白身魚のムニエル、ホタテ貝柱のバター醤油焼き。
なんてどうでしょう?

甘み3、酸味5、苦み4、旨み5、薫り2、コスト5
DATA: 1,800ml \2,100ぐらい(忘れた・・) 、アルコール度:15〜16、使用米:富山県なんと産雄山錦
      精米歩合:65%、日本酒度:±0、酸度:1.35、醸造年月:2013/12
 初亀 吟醸 (70点)
飲んだ月:99年09月
   
 ラベルをなくしてしまったので、データがわからなくなってしまいました。m(__)m

 それでは、気を取り直してコメントにいきます。
すごくやわらかく、口いっぱいに吟醸香(ベリー系)がひろがります。
特徴的な青色のビンも含めオシャレなお酒です。

 個人的なイメージですけど、静岡のお酒ってこういうものが多いような気がしますね。

甘み3、酸味2、苦み2、旨み3、薫り2、コスト3
DATA: 500ml \?(ごめんなさい忘れてしまいました)
<花の舞(花の舞酒造)>

 花の舞 純米吟醸 (70点)
飲んだ月:99年08月

 お酒の印象ですが、花の舞の名にふさわしく、ひたすらやわらかく、ふんわりとし、桃の果実を思わせる香りが印象的。
初めて、この酒蔵のお酒を飲んだのだが、他の銘柄も飲んでみたくなった。

甘み3、酸味2、苦み2、旨み4、薫り3、コスト?
DATA: 720ml \??? (もらいものなので)