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こんにゃく・コンニャク・蒟蒻(99/09/02〜04)

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今回は、おいしいものを求めて、上信越自動車道沿線を、ふらふらしてみました。
<旅程>
9/02 名古屋IC−上田・菅平IC−OH!LA!HOビアクラブ−鹿教湯温泉
9/03 鹿教湯温泉−群馬サファリパーク−下仁田温泉
9/04 下仁田温泉−鬼押出し園−浅間牧場−小諸IC−名古屋IC
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<9/02>
 前日の飲みすぎがたたり、少し疲れ気味の体にむちを打ちながら
なんとかかんとかやってきました OH!LA!HOビアクラブ
名古屋ICから約300kmを3時間半。まあまあのペースですな。
(我ながらよく飲むなぁと感心しながら)駐車場に着くとこれが平日なのに結構 車が止まっていてびっくり、併設して温泉がある為
(というよりそちらがメインで、地ビールが併設かな・・・)
地元の御年配の方がたくさん来場してるようであった。

おいしくて、ついつい食べ過ぎてしまった。
(こんな事では、夜のおいしい料理が・・・)

充分酔いを冷ましたところで、今日の宿泊地 鹿教湯温泉へ。
夕食まで少し時間があったので、近くを散策することに。
ここには、あのマディソン郡の橋のように、屋根のついた橋(五台橋)があるのでそれを見に行くことに。
現地に着くと・・・川は、護岸工事の真っ最中でした。
無粋です、これは野田知祐でなくても文句を言いたくなる。
地域の人にとってもこれは大事な観光資源であるはずなのに、せっかくのいい雰囲気がぶちこわしである。
正直言って私は、もう一度この橋を見に来ようとは思いません。
(安全上の問題とかで工事をしているのかもしれないが、それと何度も足を運びたくなる景色かは、別問題です。申し訳ないですけど)

気を取り直して、夕食なのだ。
本日の宿は、三水館。ここは、正直言って施設は古い!。それを期待して来るとはまります。
(最初に見た時は、ちょっとショックなくらい古いです。外見は、一昔前の学生街の安アパートといった雰囲気です。)
だがしかし、食事は絶品
最近はどこへ行っても(海でも山でも)似たような食事が多い中、ここのは、オリジナリティがあり、しかもまたそれがおいしい!!!
あと感心したのは、食器類を含めた小物ですね。
施設が古いのを、こういったものでカバーする主人のセンスのよさを感じました。
一番最初に部屋に入ったときに出てくる菓子類に(奥様?)手作りのデザートを使用したり、箸置きに花のつぼみを使ったりと、なかなかのものでした。
橋はどうでもいいけど、ここの料理はまた食べに来たい。
(今度は、蛍のきれいな6〜7月がいいかな)

至福の腹を押さえながら、前日の夜更かしがたたったのか、
飲みまくる前にあっさり撃沈してしまい、残念無念であった。
(地酒が飲めなかった・・・・とほほ)

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<9/03>
地ビール、地酒屋ばかり連れまわしている息子に「なんだか僕の旅行は、おかしい」と悟られまいと、本日はサファリパークへやってまいりました。
宿をのんびりと出たため、着いたときには昼時であった。
園内を周遊するライオンバスの時間が12:30なのでそれまでに食事を済ませることに。
レストランでは、あまり期待する料理もなかったので、ダチョウ肉の串とビール2種(ジラフビール、尾瀬の雪解け)をオーダーする。(息子はお子様セットね)ジラフビールはあまり好みでなかった(後味の甘みがちょっと)が、尾瀬の雪解けはなかなかこくがあっておいしかった。(ここはもともと日本酒の蔵元なのですが、そういえば、いつまにか、いつもの酒屋から消えた。久しぶりに飲んでみたくなった。)
ダチョウ肉については、コメントするほどの味すらしなかった。

ちょっと顔のいかついライオンバスに乗り、本日のメインイベントである園内の周遊をした。以前、富士サファリパークに行ったときには、自分の車で回ったのだが、今回は息子の希望でライオンバスに乗ることになった。バスに乗って回ったほうが面白いことに気づいた。
余分にお金を取るだけのことはある。バスの天井に仕込まれた草を目当てに、キリンが近づいて来たり、トラの前で肉をちらつかせて(夜行性である)トラを起こしたりと、小技が効いている。

その後は、20年ぐらい前にタイムスリップしたような併設の遊園地で遊んだ。小学生の頃に来たような遊園地で(年がばれるな)懐かしくそして、すこし寂しげであった。家族3人で観覧車に乗っていると、なんだか自分が子供になった気分がした。
息子(3才)は、おおいに気に入った様子で、はしゃぎまわっていた。近頃は、大人の楽しめる遊園地ばかりが増え、こういった低年齢の子供が楽しめる遊園地が昔より減ったような気がする。とても懐かしく、昔を思い出しながら幸せないい気分であった。

本日の宿は下仁田の駅から少し離れたところにある、一件宿「清流荘」である。
ここの売りは、鹿、猪、雉料理(花札みたいやな)と広い敷地に客室が離れとして一戸建であり、隣りを気にせずのんびりできることである。(離れも6棟のみ)昼の粗食に耐え、期待しながら夕食を待つ。
料理の感想は、「まあまあ」である。いや「おいしい」のかもしれないが、前日のインパクトが強すぎたので、平凡な料理に感じてしまう。(かわいそうだが)

鹿、猪、雉も敷地内で飼育しているこだわりはあるが、それだけで料理自体にあまり特徴がないので、平凡におもえてしまうのだろう。(泊まる順番を逆にしたら、すごくおいしいと思ったかもしれない。)ただ個人的には、敷地内で飼育しているものが料理に出てくるのは、実際に生きている実物を見てしまうと、少し食欲が無くなるのも確かだ。(魚は目の前で料理してもらっても、なんとも思わないくせに・・・)

などと、夫婦でうんちくをたれていたら、またしても早々に寝てしまった。(露天風呂が・・・)


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<9/04>
 朝起きると、さっそく露天風呂に(でも屋根があっても露天風呂って変ですよね)温泉フリークの私としては、入らないわけにはいかない。
(そのうち改めて「私的好感度温泉ベスト10」みたいなものをやろうと思っています。東北の温泉に、気に入ったところが多いです。)

温泉に入ってすっかり目が覚めたところで、朝食。朝食は更に平凡であった。温泉、部屋は○だが、料理は△ですね。
(今回は、料理の採点が厳しいなぁ。)

宿を出発し、本日は軽井沢方面へ(軽井沢は、混んでいそうだからパス)向かう
ここまで来たら、こんにゃく買ってかにゃぁあかん と名古屋弁?で叫びつつ下仁田駅の近く、こんにゃく屋「まるへい」へ、ここで「てのしこんにゃく(さしみこんにゃく)」、「こんにゃく餅」、「こんにゃくジャーキー」をGet!
試食してみたが、みんな美味でした。(変わっているだけという話もあるが)特に「てのしこんにゃく」は、自宅付近で買うさしみこんにゃくとは違い、歯ごたえが抜群でかつ、みずみずしく、さすが地元名産品だけのことはあるなと思いました。
(ただ、初日の宿で出たさしみこんにゃくは、さらにおいしく、それに比べるともう一歩というところです。)(さがせば、このあたりではもっとおいしい店があるとは思うんですけど)

本日あとは、浅間山付近の鬼押出し園と浅間牧場です。妻が鬼押出しに行ったことがないというので、やっぱり定番の観光地は、一度は行っとかないとまずいべ(2度はいいけど)、ということでやってきました。
相変わらず気味の悪いところでした。
(どうしてこういう処には、怪しいお土産屋があるのでしょうか?ハイビスカスの首飾り、ムームー、アフリカの石・・・ 本当に売れるの???つぶれないところをみると、買う人がいるんですよね・・・ )

最後に浅間牧場、はっきり言ってここは、来る価値まったくなしです。時間の無駄でした。
昔映画で使われた場所だか知らないけど、それだけのところです。
さびれたお土産屋を覗いてみても、観光客をばかにしたようなものがいっぱい。
チーズ、あれはいけませんぜダンナ!製造者をみると北海道やらなんかあまり関係ない業者ばかり。
お土産って結構そういったものありますけど、牧場の隣りで売っている「浅間」の文字が入ったチーズがこれでは、ちとまずいのではないのでしょうか?
(せっかくつまみにチーズを買おうとしたのに、やめました。おいしい、まずいは別にして、我々はここに北海道産のチーズを買いに来た訳ではないんです。)

ここでのあまりにひどい状況に、清流荘の方向に向かって「すまぬなおぬし、厳しくしすぎたな」と謝る我々であった。

なんだか、旅行の最後がこんな事になってしまって、充実感がそがれてしまった。
企画担当としては、責任を感じるとともに、何でこんな処を選んでしまったのか後悔するのであった。

翌日の料理は、こんにゃくづくしであったことは言うまでもない。
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おわり
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