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温泉紀行 八ヶ岳編
(本沢温泉)
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これもかなり前(’94年ごろ)のぶらぶら日記です。
遊びに行くときは、最新情報で確認してね!



リストマーク 日本一なのだ!

 今回の目的地は、「本沢温泉

 「日本一高いところにある露天風呂」である。

 日本一○○!という 宣伝文句に 非常に弱い なぐなぐ一味は、早速チャレンジ!


リストマーク MTBなのだ!

 本沢温泉までは、緩やかな登山道である。
そこで、今回は、歩きではなく、MTB(マウンテンバイク)で挑戦!

何度も書いているが、多少 山登りの経験はある(つもり)。
また、MTBでツーリングの経験もある。


  今回は、なぜだかしんどい。

 二人して 「・・・・・・」 (つらくて声も出ない) と 自転車を こぐ





 「うぐっ・・・・・・・」






 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」  「はぁっ・・」

 「休憩しようっか・・・」

 先は長い・・・



リストマーク 行列なのだ!

 一旦休憩したら楽になった。体も慣れ、後は宿まで一気に登りつめた。

 宿は、登山基地になっているため、登山者以外の人間はあまり見かけない。 少し奇異の目で見られていても気にしない。入浴料(入泉料)を払い、さっそく湯船に向かう

 2〜3分歩くき湯船が見えてくるのと同時に、行列も見えてきた。

 「ぬぬっ!

 しょうがなく、列の最後尾に並ぶ。

 最近見た写真では、湯船が2つに増築されているが、当時は、4〜5人入れば いっぱいになる湯船が、ひとつあるのみであった。


  当然、脱衣場などは無い。 


 公衆トイレでも後ろに並ばれると、早くせねばと思ってしまう私としては、湯船のすぐ横に体操座りをしている人たちがいて、なんとなく 「早くあがってくれ」 と願っているような顔つきをしている(ような気がしてくる)と 落ち着かないのだ。

 また、逆に列に並んで待っているときも、しゃがんでいた前の女性がおもむろに立ち上がり(順番が来たのだ)、服を脱ぎ始めると、男としては(かなり)どぎまぎするのだ。 面白いのは、見えないように塀で仕切られているようなところだと、男どもは、覗きたくなるのだが、目の前で堂々と 素っ裸 になられるとなぜだかみんな目をそらしているのである。

 確かに、山に登っているとき一緒のテントに女性がいても 「どきどき」 することはない。


 不思議なのだ。



 登りに苦労した分、帰りは下り 一直線なのだ。

 早いのだ。 出発点まで、あっという間なのだ。

 初秋の風を感じながら、「満足、満足」とうなずく なぐなぐ一味であった。




(おわり)
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