記事タイトル:単純回収期間法について |
パワーアップ問題集の83番で、安全性の評価として単純回収期間法(設備の処分に 関する数値を除いた税引後純現金収入額の年平均額のみを使用して計算)の計算を行 い・・・とあるのですが、もし「設備の処分に関する数値を除いた」という文章が無か ったら設備の処分に関する数値を考慮して計算するのですか?それとも単純回収期間 法というのは、最初から設備の処分に関する数値は考慮しない方法なのですか? どなたか教えてください。[2001/10/30 14:34:40]
パワーアップ問題集は持っていないのでどのような問題かはわかりませんが, 回収期間法には計算式が二種類あります。 1つ目は,年々の増分現金流入額が均一である場合で計算式は次ぎのようになります。 回収期間= 当初の投資額 −−−−−−−−−− 年々の増分現金流入額 2つ目は年々の増分現金流入額が変動する場合で計算式は次ぎのようになります。 回収期間=(n−1)年+1年× 投資額−(n−1)年までの増分現金流入額累計 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− n年増分現金流入額累計 このように年々の増分現金流入額が変動する場合は計算が複雑になります。 カズさんの問題では設備の処分に関する数値を除いたとなっているので 年々の増分現金流入額が均一である場合ではないでしょうか? もし設備の処分に関する数値を含めるならば2つ目の計算式を用いるのだと思います。 私は2つ目の計算式の導出についてはわからないので,どうしてそうなるのかという 疑問についてはわかる方にお任せします。[2001/11/05 22:49:16]