記事タイトル:割引だけが何故?! |
ふと疑問に思ったんですが、例えば損益計算書に売上高を記載する時、総売上高 から売上戻り・値引き・割戻高を直接控除しますよね。でも、何故か割引だけは営 業外損益として扱われます。 これって何でですか?素朴な疑問ですが理由がわからないんです。 まあこんな理由は知らなくても暗記でいいと思うんですが、誰か知ってる人がい たら教えて下さい。[2001/02/15 17:07:34]
こんにちは。 売上割引(仕入割引)は営業取引ではなくて、財務取引にあたる取引です。 財務取引とは利息の支払や受取など、商品販売とは直接関係ない費用収益が発生する取引の ことです。 ちなみに仕訳は 売上割引 ××× 売掛金 ××× 買掛金 ××× 仕入割引 ××× となります。 ですから、売上高、仕入高には関係してこない費用、収益です。 その性格は掛代金の支払(受取)が期日よりも早く行なわれた場合の金利分の免除ということ になりますので、支払利息、受取利息と同様の意味を持ちます。 試験問題などで、商品売買にからめて割引取引が出題されることがありますから、十分注意 してください。あくまで財務取引(金融取引)です。[2001/02/15 17:46:11]
明解な解答、有難うございます。特に「金利分の免除〜」という部分ですっきりと 理解することができました。[2001/02/15 23:20:22]