記事タイトル:最終仕入原価法について 


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お名前: YOKO   
棚卸資産の評価方法で「最終仕入原価法による原価法」を教えて下さい。
(すいません検定とは関係なくて)
[2001/10/30 22:30:10]

お名前: もんちゃ   
決算日に一番近い日に取得した資産の単価をもって、全部の資産を評価するものです

3/ 1購入 商品100個 @100円
3/20購入 商品200個 @130円
3/25売却 商品 50個
とあった場合、期末棚卸資産を250個×130円で評価します。
全ての商品の単価を決算日にもっとも近い日に取得した商品の単価に個数を掛けるものです。
@100円は無視されます。
このことは取得原価主義を逸脱していることになるので、現行制度では認められていません。

先入先出や、後入先出と同様、「単価」の配分方法に関するものです。
「数量」に関しては継続記録法や棚卸計算法があります。
[2001/10/31 00:58:23]

お名前: もんちゃ   
決算日に一番近い日に取得した資産の単価をもって、全部の資産を評価するものです

3/ 1購入 商品100個 @100円
3/20購入 商品200個 @130円
3/25売却 商品 50個
とあった場合、期末棚卸資産を250個×130円で評価します。
全ての商品の単価を決算日にもっとも近い日に取得した商品の単価に個数を掛けるものです。
@100円は無視されます。
このことは取得原価主義を逸脱していることになるので、現行制度では認められていません。

先入先出や、後入先出と同様、「単価」の配分方法に関するものです。
「数量」に関しては継続記録法や棚卸計算法があります。
[2001/10/31 01:00:24]

お名前: YOKO   
さっそく教えていただきありがとうございます。

>このことは取得原価主義を逸脱していることになるので、現行制度では認められていません。

「最終仕入原価法による原価法」はある上場企業(流通)の有価証券報告書に棚卸資産の評価方法として記載されていたのですがこの方法を採用しているといことをどのように理解すればよろしいのでしょうか?
[2001/10/31 08:14:55]

お名前: whide   
企業会計原則「【注21】たな卸資産の貸借対照表価額について」では、たな卸資産の貸借対照表価額の算定のための方法としては,次のようなものが認められる。とあります。
 イ 個別法 ロ 先入先出法 ハ 後入先出法 ニ 平均原価法 ホ 売価還元原価法
この5つしか認められていない訳ですね。
ですから、「企業会計原則では認められていない」だけですから、商法とか税法ってどうなんでしょうね。その知識がないので誰かの登場を待ちましょう。
[2001/10/31 12:03:19]

お名前: 借金大魔王   
法人税法施行令
(棚卸資産の評価の方法) 
第二十八条  法第二十九条第一項 (棚卸資産の売上原価等の計算及びその評価の方法)の規定
    による当該事業年度終了の時において有する棚卸資産の評価額の計算上選定をすることが
    できる評価の方法は、次に掲げる方法とする。
 一  原価法
  イ 個別法
  ロ 先入先出法
  ハ 後入先出法
  ニ 総平均法
  ホ 移動平均法
  ヘ 単純平均法
  ト 最終仕入原価法
  チ 売価還元法
 二  低価法
<略>
(たな卸資産の法定評価方法) 
第三十一条  法第二十九条第一項 (たな卸資産の売上原価等の計算及びその評価の方法)に
  規定する政令で定める方法は、第二十八条第一項第一号 ト(最終仕入原価法)に掲げる
  最終仕入原価法により算出した取得価額による原価法とする

税法では税務署に「先入先出法」や「後入先出法」等の届出がない場合は
所得を認めることはまれです
[2001/10/31 22:44:24]

お名前: 借金大魔王   
最後の行は「最終仕入原価法です。」の誤りですm(__)m
[2001/10/31 22:58:12]

お名前: YOKO   
ご協力とてもありがとうございました。
1級の勉強をしながら、つい実際のP/L、B/Sを見たくなって
有価証券報告書を覗いてしまい頭が混乱してしまいました。
まだまだ勉強不足です。みなさんのようになれるようがんばります。
[2001/11/01 07:53:39]

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