記事タイトル:資本的支出を行ったときの減価償却の考え方 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: トモ   
税法では、「減価償却資産について資本的支出をした場合には、
その資本的支出部分を本体から切り離して、別個の資産としての
耐用年数を適用して償却するのではなく、その資本的支出の金額
をその資産の取得価額に加算した上、本体とともに現に適用して
いる耐用年数を適用して償却します。」となっていますが、

TACのテキストでは上記のような記述ではなかったので(現に適
用している耐用年数ではなく、資本的支出をすることによって伸
びた耐用年数を適用)、簿記の試験上の考え方と税法上の考え方
は異なるのか、どなたか教えていただけないでしょうか。
 
よろしくお願いします。
[2001/11/28 11:14:05]

お名前: タカシ   
そうですね。
違うってことのようです。

税法では、耐用年数が法定化されているので画一的です。
新品の資産を取得して、よし耐用年数が長引いたなというような改良を加えて事業の用に供し
たとしても法定耐用年数は変らないって場合が多いと思います。

実際の簿記の出題としてあるのかはちょっとわからないですけれども、理論的に考えれば、そ
の改良を加えた段階で耐用年数を見直して、残存耐用年数で償却するってのが正しいことにな
ると思います。

でも実際の実務では耐用年数自体を独自に算定するってのは難しいです。
だから税法では当初の耐用年数で償却するってことなのかもしれません。
資本的支出があっても当初の耐用年数で償却する訳ですから、実際に償却をする期間は、最初
の耐用年数よりはのびることにはなりますよね。
[2001/11/28 23:57:11]

お名前: トモ   
タカシさん早速のご返事ありがとうございました。

学習していて、実務上の取扱と異なるので疑問に
思っていました。

今後もよろしくお願いします。
[2001/11/29 08:45:58]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る