こんにちは、本丸さん
1.前受金、前受収益等の収益性負債の収益化額
100ドルの輸出に先立って50ドルの内金をもらい、その後輸出したとして、
内金受取日:(借)現金預金 (貸)前受金
輸出日 :(借)前受金 (貸)売上
売掛金
となりますが、この「輸出日における借方の前受金」が、「前受金…の収益化額」に該当
いたします。
2.第99回日商検定において適用になる基準
試験の範囲というあたりは詳しくはないのですが、公式に日商が発表した文章は、上の、
「試験範囲・内容について」という質問に対して、おいおいさんが引用なさっています。
日商の発表によりますと、来年の検定から適用になる出題区分は、現行の日商検定の出題
区分が作られた平成11年以後の外貨基準の改訂や会社分割制度などを考慮して作られた
ということなので、外貨基準の平成11年10月改正は、第99回検定には関係ないとい
うことではないかと思います。
ということは、
長期金銭債権債務:取得時又は発生時レート(重要な為替差損が生じている場合は例外)
為替換算調整勘定:資産または負債の部に記載
という平成7年の基準によることになると思います。
[2001/08/04 17:55:03]