記事タイトル:費用収益対応の原則について。 


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お名前: ゆう   
今私は、日商1級合格目指して頑張っているところです。
でも、2級と比べると1級は何倍も何倍も難しく最近挫折気味です・・・。
今、会計学の勉強をしていますが、ある問題でつまずいています。
えと、それは費用収益対応の原則(個別的対応と期間的対応の2つ)を減価償却費を用いて説明せよという問題です。費用収益対応の原則を説明せよなら何とかできるのですが、減価償却費を用いてとなるとどう説明すればいいのか分からなくなってしまいます・・・。
もし、上手く説明できる方がいましたら、お願いします。
[2001/01/12 23:24:27]

お名前: takuya   
個別的対応・・・製品原価(売上原価)に算入される減価償却費
期間的対応・・・販売費及び一般管理費となる減価償却費

テキストには、個別的対応の例として売上高と売上原価、期間的対応の例として
売上高と販売費及び一般管理費、というように書いてあると思いますので、
これだけ示せばあとはご自分で書けるかと思います。
[2001/01/13 01:31:11]

お名前: ゆう   
takuyaさん解説ありがとうございます。
でも、私は昨年の11月に2級に受かったばかりなので、上の説前だけだとちょっと理解に苦しみます・・・。
出来れば、もう少し詳しくご説明して頂くと有り難いのですが。
宜しくお願いします。
[2001/01/14 15:46:23]

お名前: takuya   
製品を売り上げると、収益(売上高)と同時に費用(売上原価)が計上されます。
このように、個別的に収益と費用が対応しているのを個別的対応といいます。

他方、本社建物の減価償却費は、製品を売り上げたから計上されるものではありません。
確かに、製品の売り上げに貢献してはいますが、どれくらい貢献しているのかは明確ではありません。
従って、このようは費用は、会計期間を媒介として対応させることになるのです。
このような収益と費用との対応を期間的対応といいます。

なお、売上原価になる減価償却費は、工場の機械に係る減価償却費等です。
[2001/01/14 18:23:19]

お名前: ゆう   
とても分かりやすい説明ありがとうございます。
これで、個別的対応、期間的対応の二つについて何とか理解できそうです。
 後、たびたび聞いて申し訳ないのですが、もう一つだけ質問聞いて下さい。

教科書を読むと、個別的対応には、実現収益を基準として費用を対応させる場合と、発生費用を基準として収益を対応させる場合とに別れると書いてあるのですが、どうも教科書の説明だと混乱してしまいます。お忙しいと思いますが、説明宜しくお願いします。
[2001/01/14 22:13:50]

お名前: takuya   
<実現収益を基準として費用を対応させる場合>

通常の商品・製品の売上高と売上原価の場合です。
売った分だけの原価を費用として計上する→収益を先に計上し、それに対応する費用を計上

<発生費用を基準として収益を対応させる場合>

工事進行基準を採用している場合です。
どれだけ工事をしたかに応じて工事収益を計上→先に費用を計上し、それに対応する収益を計上
[2001/01/15 01:38:27]

お名前: ゆう   
takuyaさん、返事が遅れましたが、昨日は再三にわたって私の質問に答えて頂きありがとうございました。しかも、あんなに遅い時間まで。
でも、これで、何とか理解できそうです。
本当にありがとうございます。
[2001/01/16 00:35:09]

お名前: ゆう   
takuyaさん、返事が遅れましたが、昨日は再三にわたって私の質問に答えて頂きありがとうございました。しかも、あんなに遅い時間まで。
でも、これで、何とか理解できそうです。
本当にありがとうございます。
[2001/01/16 00:32:57]

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