対照勘定法は在庫分(試用仮売上分)を仮にすべて一般販売として売ったと考える
と簡単です。
例 期首 手許在庫 2000千円
当期仕入 10000千円
一般売上 6750千円
試用売上 6000千円
試用仮売上 7500千円
手許期末在庫 1500千円 だとします。
試用売上は一般売上の20%増しであり、試用販売は当期から始まる。
期首手許在庫 2000+当期仕入 10000−期末手許在庫 1500=13500千円
この数字は試用仮売上分がすべて売れた場合の売上原価ですよね?
一般売上 6750+ 試用売上 6000÷1.2(一般売価にする)+試用仮売上 7500÷1.2=
18000千円になりますよね!
これはすべて一般販売で試用販売分がすべて売れたと仮定した場合の売上高です。
一般販売ベースの売上原価 13500÷ 一般販売ベースの売上高18000
=75%になりますよね?
これは一般販売で売った時の原価率だから、試用販売の原価率は
0.75÷1×1.2=0.625が試用販売の原価率になります。
よって、試用仮売上分は在庫となるので、
7,500千円×0.625=4,687,500となり
手許在庫 1,500千円+まだ未販売試用分 4687.5千円=6287.5千円が
期末商品たな卸高になりますよね!!!
分かったかな???
[2001/02/18 23:26:38]