のどあめさん♪
僕も同じ全経受験生です。難問にもめげずがんばりましょうね。
ご質問の問題ですが、第2工程の資料は次のように与えられています。
第2工程
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月初仕掛品量 ４，８００ｋｇ（０．４）
当月投入量 ２７，５００ｋｇ
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投入量合計 ３２，３００ｋｇ
差引：
月末仕掛品量 ２，３５０ｋｇ（０．６）
正常減損量 ２，９５０ｋｇ
完成品量 ２７，０００ｋｇ
減損は通じて安定的に発生し歩留率は０．９
【月初仕掛品量についての考察】
まず、進捗率０．４に着目してください。進捗率０．４ということは
前月の加工においてすでに歩減が発生しています。どれだけ歩減して
いるかといいますと、工程を通じて０．１歩減するわけですがら、
進捗率０．４では
０．１ × ０．４ ＝ ０．０４
だけ歩減していることがお分かりかと思います。
では、前月、第2工程に投入されたときはいったい何ｋｇあったの
でしょうか？ 現在０．０４歩減した状態で４，８００ｋｇある
わけですから、
４，８００ｋｇ ÷ ０．９６ ＝ ５，０００ｋｇ
ということになります。
あとは簡単だと思います。工程に乗る前は５，０００ｋｇあった
ものが工程の終点では何ｋｇ残っているか？？？ 工程を通じて
０．１歩減が発生するわけですから
５，０００ｋｇ × ０．９ ＝ ４，５００ｋｇ
そして、歩減量は
４，８００ｋｇ − ４，５００ｋｇ ＝ ３００ｋｇ ------ ��
となるわけです。
【月末仕掛品量についての考察】
進捗率は０．６ですね。月初仕掛品量と同様に計算してみましょう。
工程を通じて０．１歩減するわけですから、新緑率０．６の時点で
０．１ × ０．６ ＝ ０．０６
だけ歩減していることが分かります。すなわち工程に乗る前は
２，３５０ｋｇ ÷ ０．９４ ＝ ２，５００ｋｇ ------ ��
あったことが分かります。歩減量は
２，５００ｋｇ − ２，３５０ｋｇ ＝ １５０ｋｇ ------ ��
になります。
【完成品量（当月投入）についての考察】
当月投入量の内、完成したものについて工程に乗るまえの量を
計算すると、上記�△箸△錣擦胴佑┐襪�
２７，５００ｋｇ − ２，５００ｋｇ ＝ ２５，０００ｋｇ
になります。これが工程を通じて０．１歩減するわけですから、
工程の終点では、
２５，０００ｋｇ × ０．９ ＝ ２２，５００ｋｇ
になり、歩減量は
２５，０００ｋｇ − ２２，５００ｋｇ ＝ ２，５００ｋｇ
------ ��
になります。
ここで、� ↓�、�い茲蝓‥�月の歩減量は
３００ｋｇ ＋ ２，５００ｋｇ ＋ １５０ｋｇ ＝ ２，９５０ｋｇ
となり与えられた資料と一致しますよね。
以上のことをまとめると、前工程費は以下のようになります
前工程費
┏━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┓
┃月初 ┃完成 ┃
┃ ┃ ４，５００ｋｇ┃
┃ ４，８００ｋｇ ┣━━━━━━━━━┫
┃ ┃減損 ┃
┃ ┃ ３００ｋｇ┃
┣━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┫
┃当月投入 ┃完成 ┃
┃ ┃ ２２，５００ｋｇ┃
┃ ┣━━━━━━━━━┫
┃ ┃減損 ┃
┃ ┃ ２，５００ｋｇ┃
┃２７，５００ｋｇ ┣━━━━━━━━━┫
┃ ┃完成 ┃
┃ ┃ ２，３５０ｋｇ┃
┃ ┣━━━━━━━━━┫
┃ ┃減損 ┃
┃ ┃ １５０ｋｇ┃
┗━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━┛
加工費についても、同様の計算を行うと正解が導けると
思います。
以上です。
[2001/07/04 22:35:54]